週目の上映時間を増やし、この週に上映が予定されていなかった2作品をアンコール上映することを決定した。アンコール上映されるのは以下の2作品。

11月6日〜9日 18:50 アンコール上映『あの胸にもういちど』
11月10日〜12日 18:50 アンコール上映『世にも怪奇な物語』

映画祭第3週目となるこの期間、上記2作品は上映される予定がなかった。しかし、アラン・ドロンの75歳の誕生日である11月8日に、これをより盛大に祝いたいという意味から、急遽アンコール上映を決定した。また、『世にも怪奇な物語』は第1週のみの上映で見逃したファンが多いこともあり、この週で公式上映5作品をコンプリートできる仕組みとなる。

なお、アラン・ドロンの誕生日である11月8日には、スタンプラリーによる特別上映『アラン・ドロンのゾロ』(ドロン=野沢那智氏による日本語吹替版)の上映が予定されている。この上映は今回の映画祭当初から企画されていたものだが、先日報道された通り、アラン・ドロン役の吹替えでも有名な野沢那智氏が逝去されたこともあり、奇しくも追悼上映となってしまった。
特別上映は、映画祭来場者のみが参加できるスタンプラリーでスタンプを集めた人だけが鑑賞券を獲得することができるもの。スタンプラリーの仕組みは、「有料プログラム(映画祭で上映される5作品)1作品ご鑑賞」「映画祭パンフレット購入」「映画祭ポスター購入」で、劇場窓口にて配布している指定のカードにそれぞれ1つずつスタンプを獲得できる。
2スタンプで1作品、3スタンプで2作品、4スタンプで3作品、5スタンプで全作品制覇の4作品の鑑賞券と引き換えられる。

今後の特別上映日時は、下記の通り。
11月8日 16:35 特別上映『アラン・ドロンのゾロ』日本語吹替版
11月9日 16:35 特別上映『ショック療法』

すでに上映を終了している『危険がいっぱい』『暗黒街のふたり』も、客席の8割以上が埋まる大盛況となった。この鑑賞券は先着順となっているため、スタンプが集まったらすぐに劇場窓口で引き換えてほしい。
「アラン・ドロン生誕75周年記念映画祭」は11月12日まで新宿K’s cinemaにて絶賛開催中。また来年1月15日(土)からはシネマート心斎橋での開催が決定している。

執筆者

Yasuhiro Togawa