原作は1986年より朝日小学生新聞で連載中の、尼子騒兵衛原作のギャグマンガ「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)。現在までにコミックスは47巻、累計800万部を突破し、来年で連載26年目を迎える。一流忍者を目指す主人公・乱太郎をはじめ、きり丸、しんべヱといった一年は組の仲間たち、忍術学園の先生やくの一、悪巧みをするドクタケ城の忍者たちなど個性豊かなキャラクターたちが大勢出演する本作は、1993年よりNHK教育テレビでアニメ放送も開始され(毎週月〜金 18:10〜18:20、土曜17:50〜18:00)、世代を超えての人気アニメとして今も子供たちを中心に幅広い視聴者から愛されている。近年では、六年生など上級生たちの活躍の場も増え、子供だけでなく、大人の女性人気も増えてきており、ますますその注目が高まっている。
アニメ版『忍たま乱太郎』は、1996年に一度映画化されているが、当時は46分の作品で、他2作のアニメとの同時上映での公開だった。今回は初の長編劇場版アニメとして公開される。
声優はテレビシリーズと同じで、主役の猪名寺乱太郎は高山みなみ氏が務める。監督は、第一期のテレビシリーズよりキャラクターデザインを手がけた藤森雅也氏。そして『ドラえもん』の映画版大長編22作の監督芝山努氏が監修を務める。物語は原作「落第忍者乱太郎」の37巻がベースとなっている。

原作者・尼子騒兵衛氏のコメント

「忍たま乱太郎」が劇場版長編アニメになればいいなと思っていましたので、大変喜んでおります。テレビや漫画とはまた違った大きなスケールで忍たまワールドが展開されることに私自身ワクワク感いっぱいです。ギャグと忍者と戦国絵巻、見終わった後できっとスカッとファミリーで笑顔になれること間違いなし!!と期待しております!!

2011年3月 春休み全国ロードショー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa