9月25日より公開の韓国映画界に一大ブームを巻き起こした官能の文芸絵巻『美人図』。主演は「善徳女王」で日本でも人気急上昇中のキム・ナムギル。先日開催された<韓流シネマ・フェスティバル2010>でのオープニング特別上映では、東京・大阪ともに満席完売の話題作です。

『美人図』の日本公開にあわせて発売されるパンフレットは、官能シーンが満載の袋とじ形式。ページを切り開くと、運命の恋人役のキム・ナムギルとキム・ミンソンの大胆な濡れ場が見開きで登場。一糸まとわぬ姿で愛し、絡み合う二人の姿は、切ないまでに美しく官能的です。この袋とじは一部分だけでなく何とすべてのページ、切り開くと全48ページにもなる豪華なパンフレットの完成です。

■ものがたり
朝鮮初のエロチシズムを描いた謎の絵師が残した名画<美人図>。静かに韓服の紐を解くその絵は、封印された激しい愛への思いが秘められた“自画像”だった—。
第二十二代王・正祖の下で朝鮮ルネッサンスが花開いた時代、早世した兄の身代わりに七歳で”男”となり、女人禁制の図画署に入ったシン・ユンボク(キム・ミンソン)。きらびやかな仮面の奥に色と欲の渦巻く宮中で、天下の絵師キム・ホンド(キム・ヨンホ)の下みるみる頭角を現すが、正体を知られることがあってはならない。しかしある日、ガンム(キム・ナムギル)という鏡職人と出会ってしまう。はじめて知る女の悦び・・・狂おしい思いは絵筆から溢れ、それを見た師ホンドは愛弟子の秘密に気付いてしまう。ユンボクをめぐって吹き荒れる愛と嫉妬の嵐は、やがて予期せぬ結末へと三人を導いていく——。

9/25(土)よりシネマート新宿+シネマート六本木にて公開!
10/2(土)よりシネマート心斎橋、ほか全国順次公開!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa