2010年12月17日、一本の映画が、映像エンターテイメントの歴史を変える。
「トロン:レガシー」──それは、イマジネーションの可能性を追求し続けるディズニーが新たに挑む映像革命。
21世紀がついに到達した究極の映像が描きだす、誰も見たことがない新世界を舞台に予測不可能なドラマが幕を開ける。

 この度、『トロン:レガシー』が第23回東京国際映画祭(TIFF)特別招待作品に出品が決定、スペシャルプレゼンテーション上映されることになりました。スペシャルプレゼンテーション上映とは、昨年、興行収入150億円を超えた『アバター』が上映され話題をよんだ枠で、通常完成作品を上映するところ、フッテージ数十分でありながら、国際映画祭のスクリーンで上映するのにふさわしいと評価され、今年は『トロン:レガシー』が出品される運びとなりました。
この映画祭での上映は、世界で初公開の映像も含まれており、世界中に注目されることでしょう。
この『トロン:レガシー』の撮影では、『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が開発したフュージョン・カメラ・システムを使用。『アバター』で用いられたカメラよりも新世代カメラを使って圧倒的にクオリティの高い映像を実現致しました。

本作は、2008年のコミック・コンベンションで大絶賛をあび、制作がスタート。撮影は2009年にバンクーバー、ロサンゼルスなどで80日間かけて行われ、現在68週間にもわたるポストプロダクション中。本年度(7/22)のコミコンでは、遂に本作約7分間の映像がベールを脱ぎ、目の肥えたコミ・コンの観客たちを熱狂させました。
「『アバター』は過去のものになるだろう。」と観客に言わせるほど驚異的であり、全世界で話題を呼んでいます。
『トロン:レガシー』は、日本では3D上映のみの公開となります。
圧倒的なダイナミズムと映像美で観る者を飲みこみ、ドラマティックな展開で陶酔させるのは、ジョセフ・コシンスキー監督。アップルやナイキなどの革新的なコマーシャルを手掛けてきた最先端の映像クリエイターが、映画の新たなるフロンティアを切り開く。サム役には「トロイ」「エラゴン」にも出演した新進気鋭の若手俳優ギャレット・ヘドランド。サムの父ケヴィン役には、「クレイジー・ハート」で本年度アカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェフ・ブリッジス。また、全編に渡りエレクトロニック・ミュージック界屈指のトップ・アーティスト、ダフト・パンクの音楽がフィーチャーされ、映画の枠を超えたセンセーションを巻き起こしています。

<STORY>
デジタル界のカリスマであるケヴィン・フリンは、7歳の息子サムを残して姿を消した。20年後、サムは父からの謎のメッセージに導かれて、コンピューターの中の世界に入り込んでしまう。 そこは、父が創造した “理想の世界”──だが、今やクルーという独裁者がすべてを支配していた。命を狙われたサムは、クオラという女性に救出される。はたして父の行方は? そして、人類の存亡を脅かすこの世界の秘密とは…?

12月17日(金) 全世界同時公開

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執筆者

Yasuhiro Togawa