『ヒックとドラゴン』
『シュレック フォーエバー』を抜いて
全米興行収入3D映画史上TOP5入り!

 東宝東和配給、10月29日(金)より日本公開される『怪盗グルーの月泥棒 3D』 (原題「Despicable Me」)の全米興行収入が9月5日時点で2億4027万5000ドルを記録し、『ヒックとドラゴン』『シュレック フォーエバー』などを超えて3D映画史上歴代5位となり、アニメーション歴代トップ10入りも目前に迫っている。また『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年5月23日公開)の2億2908万6679ドルを超えて、ユニバーサル・ピクチャーズ史上歴代7位となった。本作は昨今のハリウッド映画では珍しいリメイクや続編、小説やコミックブックからの脚色、ビデオゲーム、テレビシリーズ、玩具の映画化ではないオリジナルのコンテンツで、ユニバーサルの3DCGアニメーション市場への本格進出第1弾。同作品の際立った作品力、3D効果と感動ストーリーが観客に認められ、公開後の評判が非常に高いことから、最終興行収入も2.5億ドル以上が見込まれている。
 世界各国でNo.1を獲得している中、10月29日の日本公開に合わせ、ユニバーサルと東宝東和は、日本でも同様なヒットの為に、ミーティングを重ね、全世界で爆発的な人気になっているキャラクター、ミニオンを全面に日本人のニーズに合わせた宣伝手法とローカライズの徹底を目指している。また、10月23日より開催される東京国際映画祭への出品が正式決定し、それにあわせ本作のプロデューサーのクリス・メレダンドリ(『アイス・エイジ』)の来日が決定した。

全米3D映画興行収入TOP6

順位 / タイトル / スタジオ / 全米興行収入 / 公開館数/ 全米公開日
1 アバター/20世紀FOX/$757,586,139/3,461/2009年12月18日
2 トイ・ストーリー3/ディズニー/$408,055,000/4,028/2010年6月18日
3 アリス・イン・ワンダーランド/ディズニー/$334,191,110/3,739/2010年3月5日
4 カールじいさんの空飛ぶ家/ディズニー/$293,004,164/3,886/2009年5月29日
5 怪盗グルーの月泥棒 3D/ユニバーサル/$240,275,000/3,602/2010年7月9日
6 シュレック フォーエバー/パラマウント/$238,359,000/4,386/2010年5月21日

以下、全米マスコミの反応
・USA TODAY/クラウディア・ピュイグ
この夏頻繁に目にする3D技術を、見事なまでに上手く使った知的なファミリームービー。ただのアドベンチャー映画とは違い、観客を勇気づける力がある・・・心が満たされる作品だ。

・ローリング・ストーン/ピーター・トラヴァース
監督ピエール・コフィンと、クリス・ルノーが、独創的な脚本から編み出した、見事なサプライズ・・・家に帰るまで、あなたの顔から笑顔が消えることはない。

・シックスティ・セカンド・プレビュー/ジェフ・クレイグ
『怪盗グルーの月泥棒 3D』は今年最高のアニメだ。上質なウィットと独創的なビジュアルで彩られた、ファンキーでクールなアニメーション。素敵な笑いの嵐が、3Dスクリーンから生まれる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa