累計発行部数1500万部を超えるハロルド作石の大人気・青春音楽コミックを、『20世紀少年』シリーズの堤幸彦監督、そして、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理ら超豪華キャスティングで実写映画化した『BECK』が、いよいよ今週9月4日(土)より、全国ロードショーとなります。

なお、本作では、重要な鍵を握るシーンの撮影に、Googleストリートビューなどで話題になっている、360度パノラマ動画像を撮影可能な特殊デジタルカメラを映画業界として世界で初めて使用しました。

<映画業界初!映画『BECK』の撮影に360度パノラマ専用カメラを導入>

映画『BECK』では、Googleストリートビューなどで話題になっている、360度パノラマ動画を撮影可能な特殊デジタルカメラを、世界で初めて使用しました。

360度パノラマ動画像の撮影にはPoint GreyResearch社(カナダ バンクーバー)が開発し、株式会社ビュープラスが提供する「Ladybug3」を映画業界として世界で初めて導入しています!

この撮影を行ういきさつは、映画の重要な鍵を握るシーンの撮影に際して、堤幸彦監督が「全く新しい方法で表現したい」との理由で、このカメラを使用するに至りました。Ladybug3が使われた映像は、終盤のライブシーンなど、映画の数カ所に効果的に登場します。

【映画『BECK』ストーリー】

平凡な毎日を送るごく普通の高校生コユキ(佐藤健)が、偶然にもNY帰りの天才ギタリスト南竜介(水嶋ヒロ)と出会うところから話は始まる。

竜介は、才能溢れるメンバー千葉(桐谷健太)と平(向井理)を誘い、バンド を結成。 さらに竜介は、強引にコユキとサク(中村蒼)という若いメンバーを加えてバンド・BECKとしての活動を始める。
その中でコユキはギター練習、バンド活動へ没頭していき、いつしか天性の才能を開花させていく。さらにコユキは、もっとも自分の才能を評価し、また、応援してくれている竜介の妹・真帆(忽那汐里)に淡い恋心を抱いていくのだった。

個性あふれるメンバーによって結成されたBECKは、小規模ながらもライブ活動を皮切りに、徐々に頭角を現し始め、CDデビューやライブハウスでの成功を重ねる。さらには、コユキの才能が世間に認知されるあるきっかけからも、注目度が加速!

だが、ある事件をきっかけに、音楽メジャーシーンを牛耳るプロデューサーの陰謀に巻き込まれ、数々の試練にみまわれる。
そんな状況の中、飛び込んだロックフェスへの出演依頼。
しかし、それはバンド存続にかかわる条件と引き換えだった…。

BECKの命運はいかに……。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47695

執筆者

Yasuhiro Togawa