忍術学園へ、ようこそ!
忍者のたまご、忍たま、本日も修行中!

原作は1986年より朝日小学生新聞で連載中の、尼子騒兵衛原作のギャグマンガ「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)。
現在までにコミックスは47巻、累計800万部を突破し、来年で連載26年目を迎える。一流忍者を目指す主人公・乱太郎をはじめ、きり丸、しんべヱといった一年は組の仲間たち、忍術学園の先生やくノ一、悪巧みをするドクタケ城の忍者たちなど個性豊かなキャラクターたちが大勢出演する本作は、1993年よりNHK教育テレビでアニメ放送も開始され(毎週月〜金 18:10〜18:20、土曜17:50〜18:00)、世代を超えての人気アニメとして今も子供たちを中心に幅広い視聴者から愛されている。近年では、六年生など上級生たちの活躍の場も増え、子供だけでなく、大人の女性人気も増えてきており、ますますその注目が高まっている。
初の実写映画化となる本作では、原作「落第忍者乱太郎」全47巻の中から、主人公の乱太郎がエリート忍者を目指して忍術学園へ入学、きり丸、しんべヱ、そして一年は組の仲間たちとともに修行に励むという1巻目〜2巻目と45巻のストーリーを加えた作品が完成する。

キャスト総勢80人以上!
加藤清史郎をはじめ豪華俳優陣と三池崇史監督が贈るエンターテインメント大作!

主人公の猪名寺乱太郎(いなでら・らんたろう)役に、現在日本一忙しい小学生と言っても過言ではない、大人気子役・加藤清史郎(9)。昨年の大河ドラマ「天地人」を見てすぐにプロデューサーが映画出演をオファーし、本作の制作が決定したという。その他、一年は組の仲間たちには8歳から10歳の子役たちが配役されている他、4年生の斉藤タカ丸役には、「天地人」で上杉景勝の幼少時を演じ、与六役の加藤清史郎をおぶって雪道を渡ったシーンが印象的な、溝口琢矢も出演。本当の学校のような雰囲気で撮影が進んでいる。
一年は組の教科担当教師、土井半助役には、今年『RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語』で俳優デビューを飾った後、『FLOWERS』、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(12月1日公開)へ立て続けに出演、主演作も『学校をつくろう』(今秋公開)、『BADBOYS』(来年1月公開)2作が控えている注目の俳優、三浦貴大(24)。生徒たちに振り回される、気の優しい先生を演じる。また、一年は組の実技担当教師、山田伝蔵役には、映画、テレビドラマにひっぱりだこの寺島進(46)。厳しくもやさしい教師を演じるが、女装に自信がある、という役柄でもあり、女装シーンにも注目が集まる。

キャストだけで総勢80名を超える大所帯をまとめる本作の監督には、『妖怪大戦争』(05)や大ヒット作『ヤッターマン』(09)などのファミリー映画から『クローズZERO』シリーズや海外での評価も高いホラー映画『オーディション』(00)など幅広い作品を手がける三池崇史監督。最新作『十三人の刺客』(9月25日公開)は第67回ヴェネチア映画祭コンペ部門に出品が決定している。国民的ギャグアニメ「忍たま乱太郎」を三池監督がどのように演出するか、期待が高まる。

<制作スケジュール>
2010年7月16日 クランクイン
2010年8月末(予定) クランクアップ
2011年4月 本編完成予定
2011年 夏  全国公開

<撮影場所> 京都東映太秦撮影所、京都市内、滋賀県、兵庫県でのロケ

2011年夏 全国ロードショー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa