カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、1991年4月1日に初版が発売された後、1998年に一度の復刻を経て、今なおファンからの  評価も高い『機動戦士ガンダム大事典 (一年戦争編)』を復刻バージョンとして、TSUTAYA online限定の完全受注予約制(オンデマンド方式)で、この度販売することとなりました。

−『機動戦士ガンダム大事典 (一年戦争編)』復刻バージョン 発売概要−

■タイトル :『機動戦士ガンダム大事典 (一年戦争編)』復刻バージョン
■商品概要 :テレビ放映時の作品解説とメカニックやキャラクターの事典を基本としながら、
放映当時には抜けていた設定書や新図版を加えて作成され、第1期ガンダムファンに
熱狂的に支持された伝説の1冊。ガンダム20周年記念の際にも復刻され、更なる
再販が待ち望まれていた幻のムック本が、最新のオンデマンド技術によって蘇る!!
■販売価格 :5,000円(税込)
■販売方法 :TSUTAYA online にて受注予約販売 
http://tsutaya.jp/gundamdaijiten/
※サイトは携帯、PC共通
※受注生産商品となりますので、ご注文を
頂いてから発送まで1〜3週間頂きます。
■注文受付期間 :2010年8月〜2010年12月末日
★完全限定生産!お客様だけのシリアルナンバー入り!
★B4ポスター(2つ折り)付き!

『機動戦士ガンダム大事典 (一年戦争編)』 について

 今回再現された『機動戦士ガンダム大事典 (一年戦争編)』は、ラポートデラックスとして「機動戦士ガンダム」の放映中から劇場公開にかけて何冊かのムック本編集したアニメック編集部が、放映当時には抜けていた設定書や新図版を加えて作られた本です。あくまでもテレビ放映中の品解説とメカニックやキャラクターの事典を基本としたムック本であり、アニメック誌のコンセプトとして、後付設定は無視し、放映時のフイルム解説に特化している点も特徴です。放映時には多忙で、安彦良和表紙のムックが作れなかった事もあり、「安彦メカは凄い」をコンセプトに、コア・ファイターの前に立つアムロをリアルに描いた表紙。大河原邦男氏によるソーラビーム照射寸前のレビルとデギンの邂逅シーンのピンナップという凝った構成も話題になりました。

 さらに、放映当時のガンダムが使っていたビームライフルの設定は存在せず、ガンキャノンのビームライフルの設定を流用した物だったのをサンライズオフィシャルとして措き下ろした非常に細かい部分まで気を遣ったムックでもありました。発売当時は、本来の「機動戦士ガンダム」の解説書として、当時の雰囲気を正確に伝えるムックという評価が高く、ガンダム20周年記念を前に、「ファーストガンダムのまとめ本としてはこれ以上の物はない」というファンからの要望により1998年に復刻版も製作されました。

 今回の復刻版は城西国際大学メディア学部、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が中心となって進めている「コンテンツオンデマンドプロジェクト」によって再生したものです。

執筆者

Yasuhiro Togawa