この度、12月4日より公開となります映画「武士の家計簿」が、モントリオール映画祭のWorld Greats部門(アウト・オブ・コンペ部門)に出品されることが決定いたしました!
過去に同映画祭に出品経験のある監督による作品を30作品ほど上映する本部門。「失楽園」「阿修羅のごとく」等でも同映画祭へ出品されてきた森田芳光監督の功績が認められ、本作「武士の家計簿」の正式出品が確定いたしました。第34回目を迎える、モントリオール映画祭。今年は8月26日〜9月6日に開催される予定です。

■モントリオール映画祭とは?
毎年8月下旬から9月上旬にカナダのモントリオールにて開催される国際映画祭。カンヌ・ベネチア・ベルリンの三大映画祭に次ぐ規模の映画祭で、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の映画祭の一つ。トロント映画祭に並んで北米最大級の映画祭。1977年に映画祭の総合ディレクターであるセルジュ・ロジーク氏が創設し、今年で第34回目を迎える。近年は日本映画祭との相性も良く、2006年に奥田瑛二監督の「長い散歩」がグランプリを受賞、また2008年には滝田洋二郎監督の「おくりびと」がグランプリを受賞、2009年には根岸吉太郎監督の「ヴィヨンの妻」が監督賞を受賞している。今年は8月26日〜9月6日に開催される。

≪同映画祭で上映された森田芳光監督作品≫
「失楽園」(1997年) World Competition
「模倣犯」(2002年) Focus on Japanese Cinema
「阿修羅のごとく」(2003年) World Competition
「海猫」(2004年) Focus on World Cinema
「間宮兄弟」(2006年) Focus on World Cinema

≪2000年以降同部門で上映された日本映画≫
「赤い橋の下のぬるい水」(2001年)今村昌平監督
「たそがれ清兵衛」(2003年) 山田洋次監督
「ぼくんち」(2003年) 阪本順次監督
「男たちの大和」(2006年) 佐藤純彌監督
「眉山」(2007年) 犬童一心監督
「ザ・マジックアワー」(2008年) 三谷幸喜監督

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執筆者

Yasuhiro Togawa