現在シアターN渋谷にて公開中の映画『樺太1945年夏 氷雪の門』におきまして、8月の終戦月限定「親子割引」を実施することとなりました。

36年前 ソ連の圧力によって封印された幻の名作
『樺太1945年夏 氷雪の門』

1945年8月20日 樺太で失われた9人の電話交換手の乙女たちの命 これは時代に圧殺された真実の物語

終戦から65年、65回目の夏がやってきました。毎年8月は、テレビでは特集番組が放送され、終戦記念の式典が開かれ、戦争を思い出し、平和への想いを強くする人が多いと思います。しかし、実際に戦争を経験した人たち、その記憶が年々失われつつあることは否めません。

とくに、8月15日の終戦後も続けられた樺太の地上戦の出来事はあまり知られることのないまま、かつて日本の領土であった樺太(現在ロシア領サハリン)で、終戦の混乱のなか多くの民間人が死んでいったこと、その事実は忘れ去られようとしています。

そこで、樺太の地で若い生命をなげうった真岡郵便局電話交換嬢9人の悲劇を描いた映画『樺太1945年夏 氷雪の門』では、ぜひ親子で戦争について語る機会になってほしいと考え、8月限定で親子割引きを実施いたします。戦争を経験した世代、また戦争体験を親から聞き継いでいる世代から、その次の戦争を知らない世代へ、ひとりひとりの経験が語る戦争を伝えていってほしいと願っております。

8月 終戦月 限定割引  有効期間:8/1(日)〜8/31(火)

戦後65年の今年あらためて親子で戦争について話してみませんか?
親子でご来場のお客様   お1人様¥1,000-
※シアターN渋谷でのみ有効。 ※他の割引きサービスとの併用はできません。

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執筆者

Yasuhiro Togawa