天性のドライビング・テクニックと甘いマスク、そしてその裏に秘められた激しい闘志で数々の伝説を残し、世界を席巻したF1界のスーパースター、アイルトン・セナ。
94年・イモラサーキットでの衝撃的な事故死から16年経った今、その存在は神格化し、「ベスト・オブ・F1ドライバー」としてなおも語り継がれるセナ初のドキュメンタリー映画 『 アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ 』 が、F1世界選手権・日本GP(10/8〜10/10@鈴鹿サーキット)の開催に合わせ、10月8日(金)より全世界に先駆け公開される。
本作はセナの生誕50年にあたる今年、セナの遺志を受け継いだ「アイルトン・セナ財団」の全面協力のもとに製作され、各国から提供された大迫力のレース映像や貴重なプライベート映像が数多く盛り込まれた感動のドキュメンタリー。
F1黄金時代を牽引した「音速の貴公子」の、レースに賭ける熱く純粋な想いが大スクリーンを駆け抜ける。

■作品内容:
F1ドライバーとして3度のワールドチャンピオンを獲得し、世界の頂点に登り詰めたアイルトン・セナ。1960年3月21日、サンパウロで生まれたセナは、4歳にしてカートに夢中になり、プロレーサーを志す。トールマンからカーレース最高峰のF1デビュー。その後ロータス、マクラーレン、ウィリアムズへと至る名門チームでの変遷を大迫力のレース映像やプライベート映像で振り返る。また、その華々しい経歴の陰で、チームメイト、アラン・プロストとの確執やFISA会長バレストルの政治的圧力に苦悩する日々を、自身のインタビュー、マクラーレンチーム監督ロン・デニス、アラン・プロストを始めとするレース関係者、家族、恋人の証言をもとに浮き彫りにしていく。そして、運命の1994年5月1日〜イモラサーキット・タンブレロコーナーで、セナは34年という短い人生に終焉を迎える。少年の頃の夢を忘れなかった世紀のカリスマ・ドライバーは、音速の世界でひとり、自らの命を犠牲にしてまで何を追い続けていたのか? 今、その全てが明らかになる!

10月8日(金)より 
TOHOシネマズ六本木ヒルズ ほか全国ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa