デビュー作でいきなりメフィスト賞を受賞し、さらに第16回三島由紀夫賞を受賞するなど、文学界の注目を浴びる謎の覆面作家・舞城王太郎。

その舞城を原案に迎え、『ラブ★コン』『ハンサム★スーツ』のチームが仕掛ける、誰も見たことのない“胸キュン・ホラー”エンタテインメント、『NECK ネック』が、8月21日(土)より公開となります。

そしてこの度、日本人ユーザーが1000万人を突破したことでも話題のTwitterで、映画の公開を記念して7月16日(金)より、舞城が新たに書き下ろした「NECK the seven」を連載することが決定いたしました!
Twitterでしか読むことのできない、まさに異色の小説です。

今回、舞城は“1回のつぶやきにつき140文字での連載”という難条件にも関わらず、連載小説の執筆を快諾! これを受け、Twitter上で、鬼才・舞城王太郎のオリジナル小説が読める貴重な機会が実現しました。

なお、連載に当たってはTwitterのつぶやきをブログ形式で保存できる“Twilog(ツイログ)”や、複数のつぶやきをまとめられる“とぅぎゃったー”など、Twitter関連のサービスをフル活用して、今までになかった連載小説をお届けします。

また、この夏は舞城王太郎の書籍が続々出版。
映画の小説版を含めた連作集「NECK」(講談社文庫)を中心に書店では「真夏のMAIJO祭!!」が展開される事も決定しております。

◆小説タイトル:「NECK the seven」

◆著者:舞城王太郎

◆連載期間:7月16日(金)〜8月15日(日)を予定

※基本的に1日4回 (12:00/15:00/18:00/21:00)
更新を行う予定となっております。

◆アドレス
『NECK ネック』公式Twitter
http://twitter.com/neck_movie

『NECK ネック』公式Twilog
http://twilog.org/neck_movie
※つぶやきをブログ形式で保存します。

◆「NECK the seven」概要

探偵の台無策太郎(だいぶさくたろう)は、録音技師の横溝正敏(よこみぞまさとし)の殺人事件を捜査していて、犯人と思われる照明技師の牛場健次(うしばけんじ)を深夜の東映第十八スタジオに追い詰めていた! しかし、追い詰めたつもりだった策太郎は、実は、より深い闇へと招きこまれていたのだ! 果たして策太郎は、横溝殺しの犯人を捕まえられるのだろうか? そして、事件の謎を解き、生還することはできるのか!? 策太郎の孤独な戦いが始まる!

【 『NECK ネック』原案:舞城王太郎について 】
1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞してデビュー。講談社ノベルスにて『煙か〜』に続く奈津川シリーズ『暗闇の中で子供』、奈津川シリーズにも登場する探偵ルンババの『世界は密室でできている』を次々に発表。

2001年に短編『ピコーン!』が日本推理作家協会賞の候補となり、『熊の場所』に続いて候補となった『阿修羅ガール』で、2003年に三島由紀夫賞を受賞。しかし、同賞の受賞者としては初めて授賞式を欠席し、性別も学歴も未公表の覆面作家の立場を貫いたことでも大きな話題に。

さらに『九十九十九』『山の中の獅見供成雄』に続き発表した『好き好き大好き超愛してる』では、2004年上半期の芥川賞候補となった。

超長編ミステリー『ディスコ探偵水曜日』を発表する一方、「新潮」に掲載した『ビッチマグネット』で再度芥川賞の候補となり、受賞者なし、という結果に物議をかもした。『NECK ネック』は初めての舞台&映像化作品となる。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=48100

執筆者

Yasuhiro Togawa