『善徳女王』キム・ナムギル主演『美人図』
韓国で4週連続1位!大ブームを巻き起こした官能の文芸絵巻

2008年、韓国映画界に一大ブームを巻き起こした官能の文芸絵巻『美人図』が、この8月21日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋で開催される「韓流シネマ・フェスティバル2010“新しい風〜セロウン・パラム〜”」のオープニング作品に決定!

18世紀末に実在した天才絵師シン・ユンボク。朝鮮初のエロチシズムを極め、数々の名画を残しながらも、日本の写楽同様、その生涯は謎に満ちている。『美人図』は、ドラマ「風の絵師」でも話題になった“ユンボク=女性”という大胆な仮説をもとに、代表作<美人図>に隠された“命がけの想い”を描く、芸術とエロチシズム溢れる愛の物語。人間国宝の手で再現された名画や総額8億ウォンの文化財級美術を背景に、まさに絵画のような美しいシーンの連続で第46回 大鐘賞映画祭ほか、撮影賞や美術賞などを受賞した。

男装の麗人シン・ユンボクの運命の恋人を演じるのが、現在大ブレイク中のキム・ナムギル。『スキャンダル』×ペ・ヨンジュン、『恋の罠』×ハン・ソッキュ、『霜花店』×チョ・インソン+チュ・ジンモ、そして現在大ヒット中の『房子伝』×キム・ジュヒョクと、韓国映画界を席巻する時代劇の潮流の中で『美人図』に抜擢され、「もっともセクシーな俳優」に躍り出た。翌09年秋には視聴率40%を記録した大ヒットドラマ「善徳女王」ピダム役で後半の見せ場をかっさらい、人気が日本にも上陸。ついに主演を務める日韓共同制作ドラマ「赤と黒」は、2011年にNHKでの放送が決定している(韓国では『悪い男』のタイトルでオンエア中)。まさに、現在もっとも注目を集めている韓流スターだ。

「韓流シネマ・フェスティバル2010」では、『美人図』撮影の合間をぬって初来日した『後悔なんてしない』の特別上映や、はじめて“キム・ナムギル”の名でクレジットされた記念作『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』の日本初上映も決定。まさに“新しい風”、キム・ナムギルを存分に感じられるプログラムが実現した。

9/25(土)より、シネマート新宿 + シネマート六本木にて公開!

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執筆者

Yasuhiro Togawa