中国の不朽の名作から近作まで60作品を上映する“中国映画の全貌2010”を7月24日より新宿K’s cinemaにて開催いたします。
そしてこの度、「中国映画」を語っていただくべく、3名のトークショーが決定いたしました。

①石子順さん:映画評論家
・テーマ「これからの中国映画」
・7月24日(土)12:27〜12:57(予定)/『シャングリラ』上映終了後
 
②佐藤忠男さん:映画評論家
・テーマ「第五世代以降の中国映画」
・8月8日(日)15:06〜15:36(予定)/『變へんめん臉 この櫂に手をそえて』上映終了後
 
③藤岡朝子さん:山形国際ドキュメンタリー映画祭
・テーマ「中国映画のドキュメンタリー制作の状況」
・8月11日(水)20:17〜20:47(予定)/『長江に生きる 秉愛の物語』上映終了後

『北京の自転車』『シャングリラ』のほか、日本最終上映となります『雲南の少女 ルオマの初恋』『思い出の夏』や、傑作『紅いコーリャン』『青い凧』、近年の話題作である『四川のうた』『トゥヤーの結婚』など、スクリーンではここでしかご覧になれない作品が一堂に会します。

【解説/STORY】
■『北京の自転車』
監督:ワン・シャオシュアイ
出演:ツイ・リン、リー・ピン
(2000年/中国・台湾/113分)
農村から上京し自転車便配達の職を得た少年クイと、念願の自転車を手に入れた北京の高校生チエン。ある日盗まれたクイの自転車は、まさしくチェンが手に入れた自転車で…。
経済発展にともなう矛盾を見事な青春映画として結実させ、2001年ベルリン映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)および新人男優賞を受賞。

7月24(土)〜8月27日(金)
新宿K’s cinemaにて“中国映画の全貌2010”開催!!

執筆者

Yasuhiro Togawa