100年前、ひとりで日本の地を踏み、天才を育てた女性がいた。
その名もレオニー。

『ユキエ』『折り梅』で家族の絆を描き、のべ200万人動員の大ヒットを記録した松井久子監督。待望の3作目は世界の観客に感動を届けたいと、選んだ題材は世界的彫刻家イサム・ノグチの母レオニー・ギルモアの物語。ドウス昌代の「イサム・ノグチ〜宿命の越境者」に感銘を受け、推敲を重ねた脚本は14稿、作品完成までの道のりは7年に及んだ。その松井久子の熱意に、フランス・セザール賞の撮影監督永田鉄男や、アカデミー賞に輝く作曲家ヤン・A.P.カチュマレクなど世界で活躍する一流の映画スタッフが集結し、日米13都市にわたるロケ地での撮影を敢行。困難な時代に自らの意志で人生を切り開く、一人の女性の切なくも力強い生涯を感動的に描いている。出演は、『マッチポイント』『シャッター アイランド』 のエミリー・モーティマー、中村獅童、原田美枝子、竹下景子、柏原崇など豪華俳優陣がそろい物語をよりドラマチックに盛り上げている。

映画『レオニー』11月20日(土)より全国で公開が決定しました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa