20 人を超える人間たち、からみ合い、つながり合う全9 章、
4 時間38 分のカタルシス!!
不条理な殺人と憎しみの時代に??再生とは何なのか。
鬼才・瀬々敬久監督が人類永遠の命題に挑む、2010 年の「罪と罰」!

7 月23 日、第32 回PFF<招待作品部門>でプレミア上映、監督+キャスト8 名の登壇も決定

鬼才・瀬々敬久監督最新作『ヘヴンズ ストーリー』が、2010 年10 月より渋谷ユーロスペース、銀座シネパトス、MOVIE ON やまがた他での公開が決定しました。

本作は、これまでも現実の事件にインスパイアされてきた瀬々敬久監督が、2000-2010 年を総括するかのような驚異的な長尺で放つ、常識破りの一大野心作。家族を殺された幼い娘、妻子を殺された若い夫、一人息子を育てながら復讐代行を行う警官、理由なき殺人を犯した青年、そして、その青年と家族になろうとする女性を中心に、20 名以上の人間たちが、つながり合う、全9 章の物語です。
出演は、寉岡萌希、長谷川朝晴、忍成修吾、村上淳、そして初の本格的な映画出演となる伝説的シンガーの山崎ハコ。その他、現在の日本映画界を担う錚々たるキャストが出演。
休憩をはさむと約5 時間の上映時間となりますが、20 名以上の登場人物と9 章が絡まりあうその構成の妙、隅々まで見逃せない豪華な配役、1 年に及び四季を映した映像など、スクリーンでこそ楽しみたい、密度の濃い映画館体験を約束する画期的な作品です。

不条理な殺人が世界各地でおこりつづける憎しみと復讐の時代に、再生とは何なのか。どんどんと先を知りたくなる面白さの後に浮かび上がる人類永遠の命題。鬼才・瀬々敬久監督による2010 年版「罪と罰」といえる本作は、10 月、劇場公開となります。そして、プレミア上映となるぴあフィルムフェスティバルでの招待上映では、瀬々監督、寉岡萌希/長谷川朝晴/忍成修吾/村上淳/山崎ハコ/菜葉菜/栗原堅一/江口のりこが上映前舞台挨拶に登場いたしますので、どうぞご期待ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa