まだ無名時代の水木しげるを、「いつかきっと努力は報われる」と信じて
支えてきた妻布枝の夫婦の半生を描いた「ゲゲゲの女房」待望の映画化。

「墓場鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」そして「ゲゲゲの鬼太郎」と日本を代表する漫画作家、水木しげるとその妻、布枝。
お見合いをして5日後の結婚。底なし貧乏時代、人気マンガ家となるまでの二人の苦楽。水木しげる婦人が夫婦の半生を綴り、水木ファンはもとより幅広い女性読者の共感を呼んで、今や10万部を越えるベストセラーとなった、自伝『ゲゲゲの女房』(実業之日本社刊)待望の映画化です。
ここに描かれているのは、本当の夫婦の“愛の姿”。
お互いを良く知る間もなく、夫婦となった後で“恋”をし、そしてやがて“恋”を“愛”へと昇華していく。それは、いつか見た自分たちの父親や母親の後ろ姿でもあり、自分たちに置き換えられる普遍的な夫婦の姿でもあるのです。年齢を問わず幅広い世代の“夫婦がデートで観ることのできる映画”の誕生です。
水木しげる創作開始60周年の今年、同原作は現在NHKの朝の連続テレビ小説でも放映中。こちらは布枝さん役を松下奈緒、水木しげる役を向井理という若いコンビが演じている。

2010年11月全国順次公開予定

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47575

執筆者

Yasuhiro Togawa