長編CGアニメーション第1作の『トイ・ストーリー』発表以来、数々の感動作で世界中の心をつかみ続けてきたディズニー/ピクサー。
その原点ともいえる明るく楽しい「トイ・ストーリー」シリーズのイメージを鮮やかなまでに覆し、魂を揺さぶる”別れのドラマ”が誕生しました。ディズニー/ピクサー待望の最新作『トイ・ストーリー3』。いよいよ6月18日(金)全米4,028館、7,500スクリーン(内2,463館(3,200スクリーンが3D上映)で公開し、初日興行収入:4,100万ドルという驚異の大ヒットスタートを切りました。これは、「アリス・イン・ワンダーランド」初日興収:4,080万4,962ドル、「アバター」初日興収:2,675万2,099ドルを超えており、また、今までディズニー/ピクサー オープニングNo.1記録を持っていた「ファインディング・ニモ」初日興収:2,020万8,056ドル、「ミスター・インクレティブル」初日:2,050万3,708万ドルの倍以上の数字を叩き出しています。

 週末3日間の興行収入はなんと1億900万ドル。この成績は、全米オープニング成績歴代10位に入る快挙で、全米公開全作品では16作品目、多数の大ヒット作を生み出してきたウォルト・ディズニー社配給では、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』『アリス・イン・ワンダーランド』につぐ4作品目のオープニング1億ドル突破、という記録になります。 そのほか、<3D映画初日動員歴代1位>、<6月公開作品歴代1位>、<ファミリー映画歴代1位>、など数々の記録を塗り替えるオープニング成績となりました。

「即時に最高級といえる作品」(Time誌)、「トイ・ストーリー3は敬意を表するに値する、魔法のような作品」(Entertainment Weekly誌) 、「これ以上にない全ての世代に向けてのエンターテイメント作品」(Boxoffice Magazine誌)、「可愛くて、感動できて、心が優しくなれる作品」(New York Times誌)など鑑賞者のすべての人が大絶賛。”映画史に残る”といわしめた驚きと感動のストーリーとクライマックスに感嘆の声が上がっています。オープニング興行の観客男女比は、女性の方が若干だけ多かったものの、ほぼ半々で同じぐらい。また、25歳以下の若年層が全体に占める割り合いは約54%で、残りのほぼ半数が25歳以上の大人だったとのこと。アニメーション作品でありながら、世代を問わず感動を与え続けるディズニー/ピクサーだからこそ成し得た偉業と言えるでしょう。

13日にロサンゼルスで行われた本作のワールドプレミアでは、声優のトム・ハンクスとティム・アレンが「唐沢さん、君は素晴らしい仕事をした!!素晴らしかったよ!」(トム)「彼(日本のバズ)は、本当に面白いんだ。彼のおかげで、日本で僕は面白い人になれたんだ。」(ティム)と日本でヒットの鍵を握る声優を担当する唐沢寿明と所ジョージにエールを送りました。
「トイ・ストーリー3」は、7月10日(土)から日本で公開致します。ディズニー/ピクサー作品日本歴代1位の『ファインディング・ニモ』(03年/110億円)、『モンスターズ・インク』(01年/93億円)を遥かに超える作品の評価と全米大ヒット記録。日本全国で『トイ・ストーリー3』大ヒットへ向けての期待がますます高まっています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa