「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督が贈る次世代アクション・エンタテインメント超大作「インセプション」(7月23日公開)は、現在編集作業がクライマックスを迎えている。本作は、ノーラン監督がオリジナル脚本を執筆。この世で最も価値のあるもの<アイデア>を巡り、頭の中で繰り広げる次世代の犯罪を描いている。この度、本作の日本向けの特別予告編が5月29日(土)から全国の劇場(一部劇場を除く)で上映されることが決まった。
『インセプション』は、昨年6月に東京で撮影が始まり、レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が初共演を果たしたこともあり、日本のマーケットを大切に思うノーラン監督が特別に日本用の予告編を製作。ハリウッド大作の予告編が日本用に制作されることは極めて異例なことで、この約2分30秒に渡る予告編では、これまでとは印象が異なる、雪山のシーンや、波に呑み込まれ崩れていくビルなど新たなシーンが加わっている。さらにレオナルド・ディカプリオ演じる主人公コブとその部下のスペシャリストたちで構成されたチームは、他人の頭の中に入り込み、最後にして最高難度のミッションに乗り出す内容が明らかになっており、今まで秘密にされていたストーリーの一部が明らかにされた。
予告編を鑑賞した渡辺謙は、「いよいよ公開が近づいて来ました。3Dとも違う、潜在意識の中に入り込む、新しい映像の幕が上がります。是非劇場でこの予告を目にして下さい。きっとこの映画が見たくなるはずです。」と自信のコメントをしている。
また、配給のワーナー・ブラザース映画から、一般、マスコミ、興行関係者からの期待度の高さから、7月17日(土)〜19日(月・祝)の3日間において先行上映を行うことも併せて発表された。

<日本用特別予告を鑑賞した渡辺謙さんのコメント>
「いよいよ公開が近づいて来ました。3Dとも違う、潜在意識の中に入り込む、新しい映像の幕が上がります。是非劇場でこの予告を目にして下さい。きっとこの映画が見たくなるはずです。」

<クリストファー・ノーラン監督のコメント>
「事前情報が与えてくれない作品こそが、観客に最も驚きを提供できる。『インセプション』が何かというベストの説明は、映画を見てもらうことなんだ。そうすると完全に理解できる。『バットマン ビギンズ』で仕事したケンとは、是非また仕事したいと常に思っていた。カリスマ性のある素晴らしい役者で、撮影現場では気さくな素晴らしい人物。今作の彼の演じた役は実は脚本執筆の段階からケンをイメージして書いたんだ。強大な影響力を持った巨大企業のトップの役を力強く演じてくれた。主人公に半ば強制的に仕事を依頼する、という作品の鍵を握る重要な役だ。」

7月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)先行上映決定!     
7月23日(金)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa