「ちいさなひとのえいががっこう」は子どものための映画学校を作るべく立ち上げられた、ボランティアによるサークルです。これまで「おはなしくらべ」などの子ども映画会を過去に30回、また「映画館遠足」を5回企画して実施してきました。
http://yaplog.jp/eigagakkou/

今回は2010年6月11日から南アフリカ共和国で開催されるFIFAワールドカップを記念して、サッカー大好きな少女が男の子のチームにまじって奮闘する痛快なチェコ映画「がんばれがんばれサッカーズ」を上映します。また、七夕についてのアニメーション2本を見比べる「おはなしくらべ」も実施します。
上映の合間には16mmフィルム映写機を近くで見学しながら、映写の仕組みを学ぶプログラムも予定しています。

子どもたちはもちろん、親にとっても楽しめるプログラムとなっています。
入場は無料。

■開催概要
主催:ちいさなひとのえいががっこう
協力:杉並区立中央図書館、都立多摩図書館
   特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
日時: 2010年6月27日(日) 14:00-15:45
会場:杉並区立中央図書館 視聴覚ホール (杉並区荻窪3-40-23)
    →JR中央線、地下鉄丸ノ内線「荻窪」駅南口から徒歩10分
   地図→https://www.library.city.suginami.tokyo.jp/TOSHOW/html/SHISETSU/index_01.html
料金:無料(先着50名)
ブログ:http://yaplog.jp/eigagakkou/
お問い合わせ:ちいさなひとのえいががっこう(担当:岡崎)
   携帯:090-7132-8393 e-mail: eigagakkou@hotmail.co.jp
  *大人だけの参加(見学、取材など)をご希望の際はあらかじめご連絡ください。

3,上映スケジュール
【14:00 開始】
 14:00 映画を観る前のお話
 14:05 上映開始
「七夕さま おりひめとひこぼし」16mm、11分
「七夕さま」16mm、11分
おはなしくらべ
(休憩、映写機見学)
15:00「がんばれがんばれサッカーズ」16mm、45分
*上映の間には、映画についてのお話があります。
 【15:45 終了予定】

■上映作品の解説

「七夕さま おりひめとひこぼし」
(11分/日本/東映教育映画/16mmフィルム)
七夕の飾り付けをしている姉弟に、お母さんが織姫と彦星のお話をしてくれます…。昔、天の川のほとりに、はたを織っているおりひめと、牛飼いのひこぼしが住んでいました。ふたりは恋におちて、仕事をなまけてしまうようになりました。このようすを見た天帝はとても怒り、ふたりをひきはなします。アニメーション。
監督:佐々木勝利、脚本:笠井和弘、作画:上村栄司、音楽:宮下滋

「七夕さま」
(11分/1976年/日本/日本ヘラルド映画/16mmフィルム)
水浴びしていた天女の羽衣をかくして、自分の嫁にした若者。だが天女は羽衣を見つけて天界へ帰ってしまいました。悲しんだ若者は竹を伝って天女に会いに行き2人は再会を喜んだが…。アニメーション。
演出:児玉喬夫、文芸:沖島勲

「がんばれがんばれサッカーズ」
(45分/1978年/チェコ/クラトキー撮影所/16mmフィルム)
木々の緑と古い町並みの美しいチェコのある街角、ミレック、フランタ、イゴールとその妹イワナ達は、サッカーに夢中。街に新しい少年サッカーチームを作ることになりましたが、イワナは「女の子だから」という理由でチームに入れません。大好きなサッカーができずに悲しむイワナ。やがてトーナメント大会が行われることになり、どうしても試合に出たいイワナとイゴールやフランタたちは、ある計画を実行します。実写劇映画。日本語吹替え版。
監督:ヨゼフ・ピンカヴァ、脚本:エヴァ・コラローヴァ、撮影:イリ・コリン(チェコ題「Ivana v utoku」英語題「For Boys Only Is for Girls Too」)

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa