デニス・ホッパー逝去
息子のヘンリー・ホッパーが
ガス・ヴァン・サント監督作品に出演

29日午前(現地時間)に、前立腺がんの合併症により74歳で逝去したデニス・ホッパー。俳優・監督としてハリウッドの殿堂入りも果たした彼の才能を受け継ぐ息子のヘンリー・ホッパーが、新人俳優として活躍している。父親にデニス・ホッパー、母親に女優のキャサリン・ラネイサを持つヘンリーは現在19歳。
彼の新作は「グッド・ウィル・ハンティング」で、瑞々しい青春を描いたガス・ヴァン・サント監督による「レストレス(原題)」。不治の病に冒された少女と、死に取り憑かれた青年の恋を描いた作品で、ヘンリー・ホッパーは主人公の青年を演じている。共演には「アリス・イン・ワンダーランド」のアリス役に抜擢されたミア・ワシコウスカ。そして、ヘンリー演じる主人公のただ一人の”友人”役として、日本から加瀬亮が出演している。
ハリウッドの「反逆児」と呼ばれたデニス。その才能を受け継ぐ息子の魅力は、来年の春にスクリーンで披露される。

◆監督:ガズ・ヴァン・サント
◆出演:ヘンリー・ホッパー/ミア・ワシコウスカ/加瀬亮
◆2011年、春、ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa