この度、仕込み一切なし!”ガチンコ”タイトル決定会議で千原ジュニアがスター共演大作の洋画の名付け親になりました。タイトルは「ヤギと男と男と壁と」に決定!

 5月22(土)から全国の劇場で公開される予告編の先付には、千原ジュニアからの一言メッセージも入る予定です。

4月某日CSチャンネルNECOの「千原ジュニアの映画製作委員会」で、千原ジュニアが宣伝会議に参加、その場で洋画に邦題をつけるという企画が収録された。
 
 この映画は、実在した米軍の超能力特殊部隊を描き、なんとジョージ・クルーニー、ジェフ・ブリッジス、ユアン・マクレガー、ケヴィン・スペイシー、など大スターが主演するハリウッド大作「The Men Who Stare at Goats」。
 
 事前にバッファロー吾郎、POISON GIRL BANDと一緒に試写を鑑賞。その後、映画評論家のミルクマン斎藤が、過去の洋画の邦題タイトルを例にして、邦題はヒットの鍵になることを解説した。レクチャーを受けて、プレッシャーの中、千原ジュニアと芸人達は知恵を絞り、千原ジュニアが宣伝会議に提出する邦題を決定。劇場、宣伝、買い付け担当が待ち受ける、”本物”の宣伝会議に参加して、持参したタイトルをプレゼンした。

 ここで、千原ジュニアが挙げたタイトルは、「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」「優しい戦場」「山羊と見つめる男たち」「山羊は地球を救う」「瞳に映る男たち」「クルーニー・ジョージのすべらない戦場」「山羊と男と男と壁と」。配給・劇場の担当者は、自分達では考えつかないタイトルが出た!と驚嘆しながら、キーワードである”ヤギ”とインパクト感で「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」と「山羊と男と男と壁と」の二つに絞り込んだ。ちなみに「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」は同じく戦争を題材にした往年の名作「トラ!トラ!トラ!」にインスピレーションを得て、映画を見てすぐに思いついたという。

 最終的にこの二候補でその場が二分したが、軽いテイストの「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」よりも、アート系の劇場であるシネセゾン渋谷にマッチしているし、今までにない映画だとお客さんに感じてもらえるタイトルということで、「山羊と男と男と壁と」に満場一致で決定した。劇場、宣伝、買い付け担当者全員が良いタイトルがつけられたと納得、さすが千原ジュニアと唸りまくる結果だった。”山羊”がなじみにくい漢字であることから”ヤギ”とカタカナに変えて、『ヤギと男と男と壁と』に正式決定となった。

※「千原ジュニアの映画製作委員会」…隔週金曜日深夜1時オンエア中

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執筆者

Yasuhiro Togawa