この度、銀座シネパトス(銀座唯一の邦画名画専門館)で5/3(月)〜6/25(金)まで“シナリオ作家水木洋子と巨匠たち”と題し特集上映します。


後、日本映画の黄金期を担い、女性脚本家の草分けとして知られるシナリオ作家・水木洋子。数々の巨匠と組んだ作品は、人間の絆、青春の悲しみ、戦争と貧困といった平和への訴えを綴った胸打つ感動作や、男と女の生活を鋭く描いたドラマや風刺喜劇、そして文芸作品の脚色など全てが日本映画史に輝く名作ばかりであることを驚かされる。
2003(平成15)年4月8日に逝去され(享年92歳)、自宅や自筆原稿など一切の財産は、生前の意思により、市川市に寄贈をする。

作品ラインナップ(2本立て)
 期間           1部/2部
5/3(月)〜5/6(木)    また逢う日まで(1950年)/夫婦(1953年)
5/7(金)〜5/10(月)    おかあさん(1952年)/安宅家の人々(1952年)
5/11(火)〜5/14(金) 女の一生(1955年)
5/15(土)〜5/18(火) 驟雨(1956年)/おとうと(1960年)
5/19(水)〜5/22(土) ひめゆりの塔(1953年)
5/23(日)〜5/26(水) 山の音(1954年)/キクとイサム(1959年)
5/27(木)〜5/30(日) ここに泉あり(1955年)
5/31(月)〜6/3(木)  あらくれ(1957年)/もず(1961年)
6/4(金)〜6/7(月)  浮雲(1955年)
6/8(火)〜6/11(金)  裸の大将(1958年)/喜劇 にっぽんのお婆ちゃん(1962年)
6/12(土)〜6/16(水) 怪談(1964年)
6/17(木)〜6/21(月) にごりえ(1953年)
6/22(火)〜6/25(金) 甘い汗(1964年)/婚期(1961年)

株式会社ヒューマックスシネマ http://www.humax-cinema.co.jp

執筆者

Yasuhiro Togawa