4月17日(土)、ディズニーが贈るティム・バートン監督の最新作「アリス・イン・ワンダーランド」が、全国855スクリーン(3D 459スクリーン、2D 396スクリーン)で公開され、オープニング2日間の興行収入は13億16,539,200円(動員:828,149人)を記録する大ヒットスタートを切った。
この成績は、昨年12月23日に全国831スクリーンで公開した『アバター』の5億9,000万円の220%にものぼり、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(最終興収109億円)の9億9,200万円、『ダヴィンチ・コード』(最終興収90億5,000万円)の12億8,000万円の数字も上回り、最終興行収入は、150億円を狙える好スタートとなった。

公開前から、多くのメディアに取り上げられ話題となり、劇場では問い合わせの電話が相次ぎ、一部の劇場では、初日午前中には既に当日分の座席が完売。各劇場には、出演者のコスチュームを着た熱狂的ファンから、カップルや親子連れ、中高年層まで幅広い観客層が訪れ終日賑わっていた。
摩訶不思議なキャラクターや予測不能なストーリーを、さらに映画の枠を超えた驚愕のエンターテインメントへと昇華させているのが、エキサイティングな映像体験ができる3D上映である。オープニング興収の81%が3D上映によるもので、このうち54.5%が日本語吹替版。また、3D上映だけではなく、都心の2D上映の劇場も満席になるなど、作品への期待の高さがうかがえる。
その他、関連グッズやタイアップ商品売れ行きも好調。センセーショナルな“アリス現象”を日本全国に巻き起こしている。

本作は、ルイス・キャロルの有名な小説「不思議の国のアリス」の13年後・・・。永遠のファンタジー・ヒロイン、アリスの “新たなる冒険”を描いたオリジナル・ストーリーを、鬼才ティム・バートンとジョニー・デップがタッグを組み、驚異の映像として蘇らせた最高傑作。ティム・バートン監督自身にとっても、これまで過去最高興収を記録した「猿の惑星」や、ジョニー・デップとコンビを組んだ「チャーリーとチョコレート工場」を抜いて歴代NO.1の記録となる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa