2009年6月25日。ひとりの偉大なミュージシャンの突然の死に世界中が悲しみに包まれた。キング・オブ・ポップーーマイケル・ジャクソン。

社会現象にまでなった映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の世界的大ヒット、ソニーが約225億円という破格の金額でレコーディング契約を交わすなど、死後もなお、彼の影響力の大きさを知らしめた。

一方、その偉大さゆえ、私たちの想像をはるかに超えた、「マイケル・ジャクソン」という、ある意味“神格化”された存在になってしまった。

MJーー果たして彼は何者だったのだろうか。元マネージャーのマーク・シャフェルだからこそ映すことができたマイケルの10年。
ただひとつ寄り添った特別なカメラによる、まさにプライベート・フィルムである。

生まれ育った故郷への旅、今まで公開されなかったネバーランドの深層部、また、バースデイパーティで顔に生クリームを塗られて友人達と笑い合うマイケル。ごく限られた人間にしか見ることができなかった、真の素顔を捉えた貴重な映像によって、「マイケル・ジャクソン」という名のひとりの人間の日常が綴られていく。

衝撃の死から1年となる2010年6月25日。
遂に私たちは「キング・オブ・ポップ」と呼ばれた男の素顔に、等身大のMJに出会えるのだ。

本作品は、世界に先駆けて一周忌に合わせた日本公開に向け、只今製作中です。
ぜひご期待下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa