先週末の興行収入NO.1!!
ヒットの秘密は、謎解きの面白さと超吹替版!

パラマウントピクチャーズ配給、ディカプリオ×スコセッシのアカデミー賞コンビが贈る「シャッター アイランド 」が4月9日に公開し、公開後3日間で興行収入3億4,363万6,500円、来場者26万6424人を記録し、週末の興行収入1位の大ヒットスタートいたしました。
洋画鑑賞の新基準として業界内外で注目され、ヒットの鍵をにぎっていた<超日本語吹替版>が通常の洋画吹替版の2倍以上の動員数を記録。先週末の来場者では、4人に1人が吹替版で鑑賞。全国的に10代〜20代のカップルが半分以上を占め、次いで女性のペアが多く、14:00以降の上映回以降ではどんどん客層が若返っていくという現象がみられ、洋画離れ世代(=邦画世代)の来場に大きな効果があったとみられます。また『アバター』『アリス・イン・ワンダーランド』といった3D映画の注目作が続き、吹替版の需要も高まっている中、字幕派だった世代にも<超日本語吹替版>への期待を抱ききつつ、ご来場いただけたようです(字幕版は男性客が多いという結果も)。この大ヒットを受けて、今後も広がりをみせる<超日本語吹替版>の動向にご注目ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa