■日本映画レトロスペクティブPart10
5/3(月)〜6/25(金)「シナリオ作家・水木洋子と巨匠たち」
戦後、日本映画の黄金期を担い、女性脚本家の草分けとして知られるシナリオ作家・水木洋子。数々の名匠と組んだ作品は、人間の絆、青春の悲しみ、戦争と貧困といった平和への訴えを綴った胸打つ感動作や、男と女の生活を鋭く描いたドラマや風刺喜劇、そして文芸作品の脚色など全てが日本映画史に輝く名作ばかりであることに驚かされる。
生誕100年にあたる今年、その業績に改めて触れていく。
5/3(月)〜5/6(木) 「また逢う日まで」(今井正監督)「夫婦」(成瀬巳喜男監督)
57(金)〜5/10(月)「おかあさん」(成瀬巳喜男監督)「安宅家の人々」(久松静児監督)
5/11(火)〜5/14金)「女の一生」(中村登監督) 1本立て
5/15(土)〜5/18(火)「驟雨」(成瀬巳喜男監督)「おとうと」(市川崑監督)
5/19(水)〜5/22(土)「ひめゆりの塔」(今井正監督)1本立て
5/23(日)〜5/26(水)「山の音」(成瀬巳喜男監督)「キクとイサム」(今井正監督)
5/27(木)〜5/30 (日)「ここに泉あり」(今井正監督)1本立て
5/31(月)〜6/3(木)「あらくれ」(成瀬巳喜男監督)「もず」(渋谷実監督)
6/4(金)〜6/7(月) 「浮雲」(成瀬巳喜男監督)1本立て
6/8(火)〜6/11(金)「裸の大将」(堀川弘通監督)「喜劇にっぽんのお婆ぁちゃん」(今井正監督)
6/12(土)〜6/16(水)「怪談」(小林正樹監督)1本立て   
6/17(木)〜6/21(月)「にごりえ」(今井正監督)1本立て
6/22(火)〜6/25(金)「甘い汗」(豊田四郎監督)「婚期」(吉村公三郎監督)
【次回名画座】6/26(土)〜7/23(金) 名画座サスペンス劇場・傑作選(仮題)

http://www.humax-cinema.co.jp

執筆者

Yasuhiro Togawa