映画最盛期の1950年代初期から斜陽にいたる1970年代まで、東宝、松竹、東映、大映、日活の邦画王手5社は週替わりで新作を量産していた。その時代に生まれたプログラムピクチャーは複数立てが主流で様々なジャンルの作品がカップリングされ公開された。そして看板作品の同時上映作品にはメインを圧倒する傑作、珍作が生み出されてきた。当時のカップリングプログラムをそのままご覧頂き、あの時代の劇場の空気感を楽しんでいただきたい。
3/8(月)〜3/11(木)「国際秘密警察 虎の牙」「ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗(1964年)
3/12(金)〜3/15(月)「マタンゴ」「ハワイの若大将」(1963年)
3/16(火)〜3/19(金)「仁義なき戦い」「女番長」(1973年)
3/20(土)〜3/23(火)「大怪獣決闘ガメラ対バルゴン」「大魔神」(1966年)
3/24(水)〜3/27(土)「クレージーの怪盗ジバコ」「ドリフターズですよ!前進前進また前進」(1967年)
3/28(日)〜3/31(水) 「傷だらけの人生」「温泉みみず芸者」(1973年)
4/1(木)〜4/4(日) 「男はつらいよ 寅次郎春の夢」「神様がくれた赤ん坊」(1979年)

執筆者

Yasuhiro Togawa