2009年、ホネ工房は新たなるプロジェクトをスタートさせました。奇才・福居ショウジン監督が、特殊な機材を駆使して映画を“Live Screening”していきます。その型破りなスタイルで既成概念を爆破(blast)し、映画を観るものから体感するものへと変革させるプロジェクト“CINENA BLAST”。2009年の最後を飾る今回は、『ピノキオ964-Ultimate Mix-』を上映致します。昨年DVD化され、新たなファンを獲得した本作を、サウンド・映像ともに強力さを増した、DVDとは全く違う感覚が炸裂するライヴ・バージョンでお届けします。増幅されたサウンドが観る者の五感を激しく揺さぶり、破壊的な映像がスクリーンを突き破らんばかりに迫り来るとき、映画はまさに“LIVE”と化します。その瞬間をぜひ、体感してください。

2009年12月25日(金) 19時30分よりスタート
場所:シネマボカン(京王井の頭線池ノ上駅下車、徒歩0分) http://www.cinemabokan.com/
料金:当日\1500(前売り¥1300)
※ゲスト・ライヴ:PESTNOIA

『ピノキオ√964-Ultimate Mix-』(1991/STEREO/color/96min.40sec.[964])
<スタッフ>
総合プロデューサー/工藤虎雄 プロデューサー補/磯野晴崇 原作・監督・編集/福居ショウジン 脚本/福居ショウジン、浜口真、合田尚 脚本協力/利重剛 制作プロデューサー/合田尚志 撮影監督/平澤和則 音楽監督/長嶌寛幸 音楽/DOWSER 制作/ホネ工房
<キャスト>
鈴木はぢ ONN−CHAN 大坪光路 原恭子 三遊亭楽麻呂 森厚太 渡辺トミオ RANKO(コンチネンタルキッズ) 北公次(友情出演)

<あらすじ>
その女、ヒミコは街の片隅で奇妙な男と出会う。組織によってロボトミー手術を受けた彼は、自分の意志を失ってセックスしかプレイできないダッチハズバンドと化していた。製造番号√964の「ピノキオ」…。ピノキオと同じように、過去の記憶を失っていたヒミコは彼と暮らし始める。そんな生活の中で、徐々にピノキオは精神を覚醒しはじめる。自分は、誰なんだ? 自分は、何を求めていたんだ…?自我に目覚めたピノキオとヒミコ、その最終決戦が始まる!!

『最後まで耐えた自分は褒めてあげたいが、ラストシーンに感動した自分は怖い』
(映画監督/石井聰亙)

ホネ工房公式HP :http://www.honekoubou.jp 

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執筆者

Yasuhiro Togawa