☆「映画賞を1人で作った男 日プロ大賞の18年」(愛育社刊)出版記念イベント
 「日プロ大賞、見参—09年の邦画の玉はこれだ!」

▽開催日=11月21日(土) / 開場=午後9時15分
▽会場=テアトル新宿(新宿3丁目・伊勢丹新館隣)
▽開演=午後9時30分 〜10時20分までトークショー
▽映画上映=10時30分 〜上映終了は22日午前6時以降
▽入場料金=2,500円均一
▽トークショー=「日本映画界に爆弾を投げつける」
☆出席者:荒戸源次郎(監督、プロデューサー)
     奥山和由(監督、プロデューサー)
     大高宏雄(映画ジャーナリスト/日プロ大賞主宰、司会)
☆総合司会:伊藤さとり(映画パーソナリティ)
※松江哲明監督(「あんにょん由美香」)、白石和彌監督(「Lost Paradise in
Tokyo」)他による舞台挨拶も予定しております。ゲストは当日の状況により変更となる可能性がございます。

▽上映作品
★「ガマの油」(2008年 / 131分)
監督:役所広司 / 原案:役所広司、中田?子 / 脚本:うらら / 音楽:タブラトゥーラ

出演:役所広司、瑛太、澤屋敷純一、二階堂ふみ、八千草薫(特別出演)、益岡徹、小林聡美
★「あんにょん由美香」(2009年 / 119分)
監督・構成:松江哲明 / 編集:松江哲明・豊里洋 / 構成協力:向井康介 / 音楽:豊田道倫
出演:林由美香、ユ・ジンソン、入江浩治、キム・ウォンボク
★「ウルトラミラクルラブストーリー」(2009年 / 120分)
監督・脚本:横浜聡子 / 撮影:近藤龍人 / 音楽:大友良英
出演:松山ケンイチ、麻生久美子、ノゾエ征爾、ARATA、藤田弓子、原田芳雄、渡辺美佐子
【プレミア上映作】(都内初上映)
★「Lost Paradise in Tokyo」(2009年 / 115分)
監督:白石和彌(長編デビュー作) / 脚本:高橋泉、白石和彌
出演:小林且弥、内田慈、菟田高城
 * SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009 スキップシティアワード受賞作
 * 釜山国際映画祭2009出品作

▽開催内容=“日本最強の映画賞”と一部で評価を得たまま、授賞式がいつのまにか滞っていたあの略称・日プロ大賞=日本映画プロフェッショナル大賞の復活イベントを、「映画賞を1人で作った男 日プロ大賞の18年」(編・著=大高宏雄、愛育社刊)の出版記念イベントとして、邦画の聖地・テアトル新宿で開催いたします。
日プロ大賞は、バックの組織やスポンサーなどは何もなく、映画ジャーナリストの大高宏雄が、個人で1992年に全く1人で発足させた映画賞です。今回、日プロ大賞スタッフらが選出した2009年度の秀作上映を行うとともに、気鋭の監督、プロデューサーが自身で挑んでいる製作の現況に、日本映画界に対しての提言を交えたトークショーを実施いたします。荒戸源次郎氏は、太宰治原作の「人間失格」を監督として完成させたばかり。奥山和由氏は、伝説的なかつての人気テレビドラマの映画化へ向けて準備の真っ最中です。映画界の中心部ではなく、独特のポジションから映画を作り続けているカリスマ映画人のお二方の過激な日本映画論は、なし崩し的に活力を失いつつある今の日本映画界にとって、大変注目すべきものと考えます。
また、10月25日に閉幕した第22回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞した松江哲明監督、白石和彌監督ら、上映作品の監督舞台挨拶も予定しています。

▽主催:愛育社
▽チケット販売、問合わせ=テアトル新宿(電話03-3352-1846)
 * テアトル新宿窓口及びWEBにて前売券販売
  劇場窓口販売:11月16日(クラブC会員は11月14日)より
  WEB販売:11月18日〜20日(クラブC会員は11月16日〜20日)

■テアトル新宿イベント情報
 http://www.cinemabox.com/schedule/event.cgi?0004
■226BLOG(日プロ大賞公式ブログ)
 http://nichi-pro.jpn.org/
■日本映画プロフェッショナル大賞公式サイト
 http://nichi-pro.filmcity.jp/

執筆者

Yasuhiro Togawa