2010年全国公開となる本作、台風一過の晴れ晴れとした10月11日よりクランクインいたしました。
主演は、『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した木村多江。
日本映画界屈指の演技派女優が見せる、繊細かつ、ど迫力の演技に、見るものすべてが圧倒される日は近いはず。

■映画『東京島』(公式サイト:http://tokyo-jima.gaga.ne.jp/)

23人が流れ着いた無人島に、女は清子ひとりだけ。助けの船は来ず、いつしか男たちは島を東京島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か・・・。
原作は谷崎潤一郎賞を受賞した、桐野夏生のベストセラー小説「東京島」。生にすがりつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、発行時には30代以上の女性を中心に溢れんばかりの話題性を手中にした。

映画『東京島』は、2009年10月11日よりクランクイン。スタッフ・キャスト総勢120名、鹿児島県沖永良部島、及び、徳之島にて約40日間に及ぶ、合宿状態の過酷な撮影を行っている。

『東京島』は、平凡な40代の主婦清子が特殊な環境に置かれることで、新たな自分へと変貌を遂げていく物語。それは、女性が持つ根源的な強さの開花であり、直感と行動力で困難に立ち向かう清子の姿は、閉塞した現代に待ち望まれる、新たなヒロイン像を映し出す。清子を演じる木村多江は、『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞主演女優賞を受賞後、次なる主演作に『東京島』を選んだ。日本映画界屈指の演技派女優が見せる、繊細かつ、ど迫力の演技に、見るものすべてが圧倒される日は近い。

監督:篠崎誠出演:木村多江、福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾ほか

2010年、全国ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa