新しい表現技法を開拓して制作された創造性あふれる芸術作品=「メディア芸術」の振興を目的として毎年開催されている「文化庁メディア芸術祭」。国内でも多くの観客と応募作品を集め、ウィーンなど海外でも大規模な巡回展が開催されるなど、国内外から多くの注目を集めているアート・イベントです。
本企画展では、質、量ともに圧倒的な同フェスティバルの応募作品の中から、選りすぐりの映像作品をご紹介。
先端的な映像表現やメディアアート、若手作家の作品を継続的に紹介してきた映像ミュージアムならではの充実のラインナップで展示をお楽しみいただけます。

3つのセクションで、見ごたえある作品を上映

1.「文化庁メディア芸術祭」第11回受賞作品(5作品)
2.「文化庁メディア芸術祭」第12回受賞作品+短編アニメーション推薦作品(22作品)
3.【特集加藤久仁生・野村辰寿監督】(4作品)
第12回メディア芸術祭でグランプリを受賞、米アカデミー賞の受賞でも話題となった『つみきのいえ』ほかメディア芸術祭で数多く入賞してきた両監督のこれまでの作品をピックアップしました。
『或る旅人の日記赤い実』(加藤久仁生、第9回推薦作品)
『R』(加藤久仁生、第10回推薦作品)
『つみきのいえ』(加藤久仁生、第12回アニメーション部門大賞)
『ジャム・ザ・ハウスネイル』(野村辰寿、第9回推薦作品)

開館時間: 9:30-17:00(入場16:30まで)
休館日::月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館料:映像ミュージアム入館料=高校生以上¥500/小中学生¥250
(常設展示もご覧いただけます) *11/14(土)県民の日は無料開館
問合わせ:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアムTEL. 048-265-2500
公式ウェブサイト:http://www.skipcity.jp/
主催:埼玉県
共催:文化庁メディア芸術祭実行委員会

執筆者

Yasuhiro Togawa