10月15日より、新宿バルト9で開催されます「ドイツ映画祭2009」のオープニング作品、ファティ・アキン監督の最新作「SOUL KITCHEN」ソウル・キッチンが見事、審査員特別賞を受賞しました。受賞後、すぐに今年のドイツ映画祭2009でご覧いただけます。映画祭には、主演のアダム・ボウスドウコスが来日予定です。アダム・ボウスドウコスは、ファティ・アキン監督作品は4本目となるハンガリーの個性派俳優です。その他、「赤い点」の宮山麻里柄監督や主演の猪俣ユキ、「ヒルデ − ある女優の光と影」のカ イ・ヴェッセル監督の来日も予定されています。今の、ドイツを感じる秀作が上映されます。
※来日は予定ですので、変更になる場合がございます。 

ドイツ映画界をリードする存在であり、『愛より強く』などほとんどの監督作が日本でも一般公開されているファティ・アキンの期待の最新作。アキンが生まれ育った都市ハンブルクに捧げた<郷土映画>であるだけでなく、喜劇作品としても注目される。主人公はハンブルクの下町で不人気なレストランを営む男。新しいコックを雇うとすっかり客層が変わり、店は嘘のように繁盛する。だが男が経営を弟にまかせ、ガールフレンドのいる上海に向かおうとしたところ、店は知人に乗っ取られてしまう……。本年のベネチア映画祭コンペ部門で初上映されて審査員特別賞を受けた。リラックスして楽しめる快作。

10/15(木) 17:00、 10/17(土) 10:00 上映
『SOUL KITCHEN』ファティ・アキン監督/2008年/99分/カラー/1:1.85/ドルビーSRD

公式サイト  http://www.germanfilmfest.jp
ドイツ映画祭2009 Deutsches Filmfestival in Tokio – Horizonte 2009
第22回東京国際映画祭提携企画
10月15日(木)〜18日(日)新宿バルト9
主催:ドイツ映画輸出公団、GOETHE-INSTITUT JAPAN ドイツ文化センター

執筆者

Yasuhiro Togawa