自閉症の青年と看護学生の交流を爽やかなタッチで描いた映画「ぼくはうみがみたくなりました」。
実は、本作の製作実行委員会には、障害児の保護者の方から「観に行きたいのだが、子どもから目が離せないので躊躇している」
「発達障害の子どもを一緒に連れていくと、周囲に迷惑をかけるかもしれないので躊躇している」
といった相談が、公開前から何件も寄せられていました。

劇場ロビーに連日かかさず足を運び、立ち会っている原作者の山下久仁明氏は、実際に自閉症児の親でもあり、障害児のための放課後デイグループ事業施設「つくしんぼ」の代表でもあります。
障害児の保護者の方々の気持ちが痛いほど分かる山下氏は、そういった問い合わせをいただくたびに「なんとかしたい」「だからこそ、映画を観て明るい気持ちになってほしい」という想いを募らせてきました。
そこで、熱心な働きかけを行った結果、周囲の方々や上映施設の協力を得ることができ、このたび、障害児の親子が安心して鑑賞できる環境を作ることができました。

「“ぼくうみ”は観たいけど、障害児がいるから
 ロードショーでの鑑賞は諦めていた」
という皆さん、安心してご来場ください。
この回の上映は、
安心して障害児のお子様と一緒に「ぼくうみ」を楽しんでいただけるように、
ボランティアスタッフがスタンバイします。
準備の都合上、事前の申込みをお願いしています。
詳細は下記ブログをご確認お願いいたします。

「ぼくうみ」はいつだって全ての方に楽しんでいただきたいと思っていますが、
この回は特に! 健常者の方も障害者の方も、
みんなで一緒に「ぼくうみ」を観ましょう!

日時:9月13日(日)第1回目上映回(10:30)
会場:東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)

<保育ボランティア急募!>
このイベント開催に伴い、当日の保育ボランティア(30名)を急募します。
学校や幼稚園の先生、保育士さん、大学生等々、
障害児介護の経験者ならどなたでも構いません。
看護師さんもいてくださったら嬉しいです。
ご協力いただいた方には、謝礼として
本作の劇場招待券を1枚をプレゼントさせて頂きます。

【詳細とお申し込みについて】
本作の原作者・山下久仁明氏のブログ
 「おさんぽいってもいいよぉ。(^-^)」をご覧ください。
 http://bokuumi.cocolog-nifty.com/

多くの方々のご参加・ご協力を募っております。
ブログ内の当該記事
http://bokuumi.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-b449.html
は、転載歓迎です。

「ぼくはうみがみたくなりました」公式サイト
 http://bokuumi.com/
「ぼくはうみがみたくなりました」製作実行委員会 公式サイト
 http://homepage2.nifty.com/bokuumi/

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa