本年度、唯一の日本映画として、第66回ヴェネチア国際映画祭・コンペティション部門へ正式出品される塚本晋也監督の最新作『TETSUO THE BULLET MAN』が、いよいよ今週末(現地時間9/5深夜)に正式上映、全世界へ向けて初披露となります。
伴い、WEB上で、劇中描かれる謎の計画”TETSUO PROJECT”をイメージした映画公式サイトを、9/2(水)にリニューアルオープン。
そして、ヴェネチアでの上映に合わせて、日本時間9/6(日)未明より、本篇映像の一部を公開する事が決定しました。
遂に全世界へその全貌を明らかにしていく、『TETSUO THE BULLET MAN』。ヴェネチアでの公式上映と共に、WEB上での展開にも、ぜひご注目下さい。

映画『TETSUO THE BULLET MAN』
塚本晋也の世界的代表作『鉄男』(89)から20年───。ハリウッドで企画開発され、かつてクエンティン・タランティーノも製作に名乗りを上げた幻のプロジェクトが、満を持して動き出す。『鉄男』『鉄男II/BODY HAMMER』(92)を継承しつつ、続編ではない、全く新たな挑戦。塚本自身の永遠のテーマである「身体と東京の変貌」を軸に、全世界を視野に入れ、全篇英語映画として臨む新たなる”TETSUO”の衝撃=【ソリッド・スピード・スリラー】。7/23米カリフォルニア州サンディエゴで開催された世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」の会場にて、”全世界同時”製作発表会見を実施。世界へ向けて塚本晋也が撃ち放つ、渾身かつ待望の最新作。

塚本晋也監督作品  主演:エリック・ボシック、桃生亜希子、中村優子、塚本晋也
製作:海獣シアター/アスミック・エース  配給:アスミック・エース
公式サイト: tetsuo-project.jp
日本公開:2010年 全国ロードショー

第66回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門正式出品作品
参加:塚本晋也監督、エリック・ボシック、桃生亜希子、中村優子、ステファン・サラザン、川原・谷島両プロデューサー
■記者会見:現地時間9月5日(土)12:00〜  場所:プレスカンファレンス会場
■公式上映&レッドカーペット:現地時間9月5日(土)24:00〜  場所:SALA GRANDE
■日本マスコミ様向け囲み取材: 公式上映終了後 26:00頃〜予定
※上記のオフィシャル映像・写真素材・リリース及び本編映像素材は、9/6(日)にご用意・お渡し出来ます。
※塚本監督は同映画祭にて、2002年『六月の蛇』でコントロ・コレンテ部門審査員特別賞を受賞。1998年『BULLET BALLET バレット・バレエ』、2000年『双生児』、2004年『ヴィタール』を招待作品として上映しており、5度目の正式出品。また、1997年第54回開催時には大島渚以来の審査員も務め、2005年にも2度目の審査員として参加。今回は初めての栄えある”コンペティション部門”への出品 (日本映画としては過去、『羅生門』(52)、『無法松の一生』(58)、『HANA-BI』(97)の3作が最高賞となる金獅子賞を受賞している)

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執筆者

Yasuhiro Togawa