映画『半分の月がのぼる空』主要キャスト発表!!

第50代ポッキー・プリンセスである忽那汐里(くつなしおり)が、難病のヒロインに挑戦する映画『半分の月がのぼる空』が発表された。
共演は大泉洋!!

誰もが抱く、あのころの愛しい気持ちを丁寧に綴り、2003年に発売されて以来、圧倒的な共感を得て、発行累計部数140万部を突破した、橋本紡の人気恋愛小説『半分の月がのぼる空』が池松壮亮を主演に迎え映画化される。絶大な人気を持つ原作は過去にも、漫画化、アニメ化、テレビドラマ化もされており、今回、待望の映画化でネット上で話題となった、主要キャストが発表された。
 ヒロイン役にはグリコ「ポッキー」の第50代CMキャラクターで、はじける笑顔でお茶の間を席巻した、女優の忽那汐里(くつなしおり)が大抜擢。本作では今までのはつらつとしたイメージから一転、幼いころから心臓の病を患う少女を演じる。
本作は池松壮亮が演じる順朴な高校生・裕一と忽那汐里が演じる心臓病を患う少女・里香が儚い運命にも諦めず、お互いに一緒に生きていこうと想う‥原作とは異なる展開で映画ならではのアレンジに、今までの難病ものとは一線を画する新しい恋愛ストーリーになっている。病院の先生役には、大泉洋。ある悲しい過去を持つ医師・夏目役を大泉洋が演じ唯一無二の存在感で物語に奥行きを与えている。監督は『60歳のラブレター』の大ヒットが記憶に新しい深川栄洋監督。
今回初めて難病のヒロイン役を演じた忽那さんについて深川監督は、「病気と向き合わなくてはならない状況の少女の役は、現在に至るまで色んな人々が演じてきました。類型的な役柄に囚われたくない僕の考えを信じて、難しい役を演じきってくれたと思っています。出会う喜び、信じる尊さ、気持ちを伝える難しさ、壁を越える為の葛藤を全身で体感してくれたのではないでしょうか。」
忽那汐里は本作へ、「今回、私が演じた里香は幼い頃からずっと病気だったので、不安で仕方がない、でもちょっと強がってる所があるような女の子の役でした。こういった役を演じるのは初めてのことだったので、撮影前まで本当にずっと不安な思いでいっぱいでしたが、監督と役柄についてじっくり話し合い、スタッフ、キャストの皆さんに支えられながら、本当にいい作品を作りたいという思いで撮影に取り組みました。」
また、撮影終了時には「この役を演じることが決まった時から、大きな不安とプレッシャーでいっぱいだったので、撮影終了の時には、ホッとした思いと、現場を離れる淋しさなど、いろいろな想いがこみ上げて涙が出てしまいました。今回の役を通じて、いろいろな役を演じることの難しさ、そしてその中から得るいろいろなことを学ぶことが出来ました。自分にとっても強い思い入れのある作品です。観て下さる皆さんに、そんな想いが伝わり、作品を通じて様々なことを感じてもらえたら嬉しいです。是非公開を楽しみに待っていて下さい。」
また、池松壮亮と忽那汐里のフレッシュな共演について深川監督「とても合っていると思います。特殊な状況下での二人の結びつきですが、誰もが経験した淡い恋の記憶を大事に世界を作っています。多くの方が自分と重ね合わせ、
2人を応援してあげたくなるのではないでしょうか。」
裕一と里香の2人が抱く、儚く強い想い。そして、大人の夏目が踏み出す一歩…。ひたむきに生きる3人がつなぐ大切な想いが、2010年春、誕生する。
また、主題歌は今女性を中心に支持を得ている阿部真央(ポニーキャニオン)が「15の言葉」を提供した。
原作の舞台の地である伊勢市オールロケで撮影が行われた本作は、6月にクランクアップ。2010年春全国公開予定。

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執筆者

Yasuhiro Togawa