監督は、『(ハル)』以来、実に13年ぶりにオリジナル脚本で挑む森田芳光。主演は、本作が初の単独主演となる小雪。共演には、黒谷友香、井坂俊哉、山中崇、小澤征悦、小池栄子、そして仲村トオルといった日本映画界で活躍する個性的な豪華キャスト陣が集結。
10月31日の全国公開に先立ち、08年11月16日から12月10日にかけて本作の撮影を行いました函館にて、はこだてフィルムコミッション、函館市交通局との協業で、函館を走る路面電車を『わたし出すわ』でラッピングし、下記の期間運行される運びとなりました。

函館市電『わたし出すわ』号 初運行
■日時:平成21年8月14日(金) 14:59分発
■場所:函館市 駒場車庫前発 
■運行期間:8月14日〜3カ月間
■運行に関するお問い合わせ先: 函館市交通局:0138-52-1273

<函館市電『わたし出すわ』号実現への経緯>
函館を第二の故郷と語る森田芳光監督。『わたし出すわ』は函館撮影作品第4作目に当たる。(『ときめきに死す』『キッチン』『海猫』)。本作品は突如東京から帰郷した小雪演じる摩耶が、高校時代の親友の夢や希望の実現のため自らの財を次々と差し出して行くというストーリー。友人の一人、道上保(井坂俊哉)は函館の市電運転手でもあり、本編でも数多く印象的に函館市電のシーンが登場する。はこだてフィルムコミッション、函館市交通局その他函館のみなさんの多大なる協力のおかげで完成した『わたし出すわ』。10月31日の全国公開に先駆けて劇中、象徴的なアイテムでもある函館市電を「わたし出すわ」一色に染めて函館から全国へ『わたし出すわ』をアピールします。
尚、『わたし出すわ』号の初運行には、はこだてCM放送局(http://www.omoide.tv/hakotube/)から誕生した函館PRキャラクター:イカール星人が見送り、出発に花を添えました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa