あの浅草キッドがついに「したコメ」に登場!現代の様々な事象を鋭い視点で斬り続けている浅草キッド。洋画★シネフィル・イマジカ「浅草映画研究会」にて映画に対しても広い見識を披露しているお二人ですが、「したコメ」では、浅草キッドのそれぞれがセレクトしたコメディ映画の上映とトークショーを開催いたします。
 浅草キッドが語る”コメディ映画とは?”トークショーの進行役は、したコメ総合プロデューサーのいとうせいこう。コメディファン垂涎のプログラムです。見逃せません!

【浅草キッドコメディ映画講義】
日程:2009/9/23(水・祝)
時間:12:30開場/13:00開演
場所:東京国立博物館・平成館
講師:浅草キッド

上映作品:
①『みんな〜やってるか!』(1995)
②『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975)
★上映前に出演者による講義
料金:前売1,800円/当日2,000円 全席指定

<上映作品>
①『みんな〜やってるか!』
(1994年/日本110分/ヘラルド・エース、日本ヘラルド映画)
 
 北野武監督の第5作目となる作品。本作は、監督デビュー作『その男、凶暴につき』から『ソナチネ』までの4作品とは打って変わったコメディ映画となっている。女性にモテることしか考えていない男がいつしか妙なことに巻き込まれ、思いもよらぬ結末を迎えることに…。主演は当時「たけし軍団」のメンバーだったダンカン。

監督:北野武
出演:ダンカン、ビートたけし、寺島進、白竜、大杉漣、不破万作、津田寛治

②『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』
(1975年/日本/91分/松竹)
 
 「男はつらいよ」シリーズ15作目。第11作「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」に続いて、再び浅丘ルリ子がマドンナ・歌手の松岡リリー役でゲスト出演している。なお、この作品で浅丘は毎日映画コンクール女優主演賞、ブルーリボン賞主演女優賞、キネマ旬報賞主演女優賞を受賞。倍賞もブルーリボン賞助演女優賞を獲得した。

監督:山田洋次
出演:渥美清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、船越英二、前田吟、下絛正巳、三崎千恵子、太宰久雄、笠智衆

※浅草キッド(あさくさ きっど)
 1986年、ビートたけしに弟子入り。浅草フランス座で修行しながら87年にコンビ結成。92年「浅草橋ヤング洋品店」(テレビ東京)の出演が転機となり、社長・料理人など数々の異業種スターを発掘する。現在も「草野★キッド」(テレビ朝日)、「熱血!平成教育委員会」(フジテレビ)、「第二アサ(秘)ジャーナル」(TBS)など、テレビ・ラジオで活躍。持ち前の探究心で活動は芸能界の枠を超え、政界・格闘技界などフィールドを広げている。
 CSチャンネル・洋画★シネフィル・イマジカでは映画情報バラエティ「浅草映画研究会」の司会を担当。学習院大学中条省平とともに、作品を熱く語り尽す。また多くの雑誌に連載を持つなど、執筆活動も精力的に展開中。特に『お笑い男の星座2』(文藝春秋)は大宅壮一ノンフィクション賞にノミネートされ、高い評価を受けた。

「第2回したまちコメディ映画祭in台東」 9月21日(月・祝)〜9月25日(金)!!
公式HP:http://www.shitacome.jp

執筆者

Yasuhiro Togawa