『SAW』のジェームズ・ワンが描いた暴力と破壊のスパイラル!
家族と幸せな生活をおくる、ごく普通の男へ訪れた突然の惨劇。最愛の息子を殺された男は復讐鬼と化してゆく。
大ヒットした『SAW』シリーズを企画、立案、監督し、世に送り出したことで、一躍、注目の監督となったェームズ・ワンが新たに挑んだのは、『狼よさらば』のブライアン・ガーフィールド原作による「DEATH SENTENCE」。

1970年から80年代に、チャールズ・ブロンソンが主演し、孤高のアウトローを描いた『狼よさらば』やサ・ペキンパー監督の『わらの犬』などで大ブームとなり、現在も『ダークナイト』『ブレイブ ワン』『グラ・トリノ』などの名作に受け継がれてきたヴィジランテ映画というジャンルを新たな切り口と名作アクション映画へのオマージュたっぷりに描いている。 主演は、コメディからシリアスなドラマまで幅広くこなす、実力派ケビン・ーコン。暴力と破壊のスパイラルに陥る温和な男をリアルに演じている。

*ヴィジランテ映画:司法や警察に頼らず、自らの意思と手により、自分のコミュニティを守る一般市民を主人公としたアクション映画のジャンル

2009年10月、シアターN渋谷にてロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa