8/8(土)開場23:45/開演24:00(終了5:00予定)
料金:前売り2000円/当日2300円
整理券番号付き前売り券2000円 ポレポレ東中野窓口で発売中

『OLの愛汁 ラブジュース』
ピンク映画史上最も優しい光と、姉貴的立場の林由美香が若いカップルを見守る90年代の日本映画を代表する名作。「山田花子の気持ちが分かる」同級生に馴染めない大学生と、そんな問いに「お笑い芸人の?」と真顔で答えるOLの「そこにありそうな」ラブストーリー。郊外の沿線、アパートの風呂場、そしてピンク映画…本作を見てしまったらそれらの見方が変わってしまうはず。商品化不可能のフィルム版(DVD版とは全く印象が異なる)が東中野で復活!!

『双子でDON』
セックス終了までの行程で、双子のAV女優が何回か入れ替わったとして、男優は気づくことができるのか?かつての代々木忠、平野勝之、そして松江へと受け継がれた「仕掛け」AVドキュメントの快作。哀れターゲットとなった天性のセックスマシン・花岡じったの運命や如何に?かくして、双子の天真爛漫なキャラとチープな音楽によるほのぼのムードの中、実験は始まった…!

『家族ケチャップ』
仏壇の前で母親に小便をかけるというショッキングなシーンから始まるセルフドキュメンタリー。しかし、映画が進む内にそれが「家族とは?」との問いから発した行動であることが分かる。だからこそリングでガウンを着た一家が熱唱する「もしも明日が…。」には号泣必至。また本作は被写体が「撮らないでくれ!」と発した時こそドラマになるという事実を証明した恐ろしい作品でもある。PFFで大島渚を激賞させた学生映画の枠を超えた最強傑作。

『松江哲明最新作(スニークプレビュー)』
ほか

http://www.mmjp.or.jp/pole2/

執筆者

Yasuhiro Togawa