株式会社ニワンゴが運営する、WEBサイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付けられる「ニコニコ動画(ββ)」の、「新国際ニコニコ映画祭」選考の結果を発表します。

 第10回を迎え、名称を改めて開催された「新国際ニコニコ映画祭」では、ゲスト審査員として田代まさし氏が参加しました。また、「ニコニ・コモンズ」に田代氏の素材が提供され、この素材を使用した多くの作品がユーザーにより投稿されました。選考会の模様は「ニコニコ生放送」でリアルタイムに生中継され、ノミネート作品の放映や審査員による選考の他、田代氏の監修による招待作品の放映を行いました。初めて本映画祭を体験した田代氏も、「思ったよりクオリティが高かった」と、今回ノミネートされた作品を絶賛していました。

 今回の映画祭は、「テーマ部門(テーマ:『密室』)」、「自由部門」で作品を募集。作品応募総数は140作品で、選考会へのノミネートは各部門4作品、合計8作品でした。また前回に続き、生放送を視聴するユーザーからの投票で受賞作品が決まる「ユーザー賞」を設置。生放送を見ながらリアルタイムに投票ができるシステムを活用して、視聴しているニコニコ動画ユーザーからの投票をすぐに集計して受賞作品、賞金額が決まりました。
 選考の結果、社会への風刺が込められた『自主制作アニメーション「モラトリアム moratorium」』が大賞を受賞しました。また、「ニコニ・コモンズ」の素材を使い、テンポのよい展開で笑いを誘った『ビリーからマーシーへ』は、「マーシー賞」と「ユーザー賞」のダブル受賞となりました。

 選考結果は以下の通りです。ノミネート8作品のうち、2作品に各賞が授与されました。

【賞】        【作品タイトル】         【賞金/副賞】
 大賞         自主制作アニメーション      25,000円
            「モラトリアム moratorium」 
 マーシー賞
/ユーザー賞      ビリーからマーシーへ
(ダブル受賞)                      50,000円
                           /マーシーサイン
                            入りTシャツ

 なお、受賞した2作品と、ノミネートされたものの惜しくも受賞を逃した6作品が、「新国際ニコニコ映画祭」公式ウェブサイトで視聴可能です。また、招待作品として放映された田代氏による作品と、審査員による実際の審査風景の動画は、近日公開予定です。

新国際ニコニコ映画祭 公式サイト
 http://www.nicovideo.jp/static/festival/

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   ■ 第11回は堀江貴文氏がゲスト審査員として参加!
                堀江氏による作品の公開も? ■

 次回第11回は、ゲスト審査員に「ホリエモン」こと堀江貴文氏を招き、テー
マ:『ダイエット』で作品を募集、8月1日(土)より作品募集を開始します。
堀江氏は現在、既に次回のテーマに沿った作品の制作を開始しているとのこと。
 詳細は、「新国際ニコニコ映画祭」公式サイト
http://www.nicovideo.jp/static/festival/ )にて、近日公表します。
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【ニコニコ動画】動画コミュニティサイト
 <URL> http://www.nicovideo.jp/

執筆者

Yasuhiro Togawa