BeeTVで、7月1日より、女優国生さゆりが、21年ぶりに単独パーソナリティに挑戦した、BeeTV初のホラー番組「鳥肌怨読棺』(読み:とりはだおんどくかん)を配信することが決定致しました。
 1985年におニャン子クラブとしてデビューし、女優 ・ タレントとして活躍をしてきた国生さゆり。
これまで、様々な映画、ドラマ、バラエティ番組に出演経験がありますがおニャン子クラブ時代にラジオ(ニッポン放送「走れメロン」(1986年4月〜1988年3月まで2年間)でパーソナリティを務めて以来、実に21年ぶりのパーソナリティ業、テレビでの単独パーソナリティには初挑戦となります。
 「鳥肌怨読棺」は、着物姿の国生が、ネットオークション利用者が巻き込まれる現代的恐怖体験から、古典怪談を今風のシチュエーションで解釈したものまで、携帯電話利用者を特に意識した様々な19編のホラーをストーリーテラーとして読み上げていくコンテンツ。

 怖い話を、個人利用向けツールである携帯電話の画面で視聴するスタイルが、新しい恐怖体験を生み出すものと考えております。
収録外でも国生は、「自分で読んだけど番組を見るのは怖い!」 「今回、声のみの出演で、テレビとは思ってなかった!」とスタッフの背筋を凍らせる発言で体感温度を下げさせる活躍(笑)そんな国生さゆりが新人時代以来のパーソナリティに挑戦する「鳥肌怨読棺」

作品タイトル: 『鳥肌怨読棺』(読み:とりはだおんどくかん)
配信時期: 2009年7月1日より 毎週火・土 17:00更新  5分×全19話配信予定 
出演者: 国生さゆり(42)
脚本: 杉江宣明、武田弘樹
ディレクター: 本田啓一、山口哲生
プロデューサー: 武田弘樹、鈴木浩、岩崎晃恵
制作: ハウフルス
製作著作: BeeTV

【作品資料】
一人の語りべ 国生さゆりが、世にも恐ろしい奇々怪々な物語を朗読。
番組中には毎回、アッと驚く『恐怖の仕掛け』も隠されています。
最新のオリジナル怪奇伝説から、「番町皿屋敷」「牡丹灯籠」など古典怪談を現代的シチュエーションに書き下ろした物語まで幅広くラインナップ。
素肌をつぅ〜と一筋の汗が流れ落ち、背筋がスーッと冷え切る。通勤通学の電車内での、新しい「聴き読書スタイル」としても注目です。
また、番組を見る前の番組説明サイトにも、携帯ならではの恐怖の仕掛けがされております。

<各話配信タイトル>
#1:ネットオークション
#2:オレ
#3:鼻
#4:ブラインドタッチ
#5:タワーマンション
#6:魔のカーブ
#7:バードストライク
#8:イタズラ
#9:美白
#10:ポチャン
#11:キャンプ場

■ 国生さゆりコメント
今回、番組のオファーについて
演技の上手な女優さん達は、みなさん朗読やナレーターの仕事をされています。
私もいつか、朗読のオファーが来てほしいと思ってました。でも、正直に言うと、いざオファーをいただいた時は
自分に出来るだろうかと焦りました。(笑)
私はずっと、「綺麗な女性しかホラー作品にはに出演できない。」と勝手に思ってましたので、今回のオファーで、私も美人女優の仲間入り!という事ですよね?勝手に喜んでいます!(笑)

収録後の感想
自分の朗読の力量が怖かった(笑)まだまだ下手だなと思いました。
元々、何人かパーソナリティがいて、そのうちの一人だと思っていたら、実は、一人で全19話の担当だと聞かされてすごく驚きました。最初、経験を積むくらい気持ちで臨もうと思っていましたが、始まったらものすごいプレッシャーでした。
声だけなら、録り直しも簡単ですが、映像作品だと撮り直しも難しいから、何回も撮り直していると、自分の朗読の下手さ加減にいじけてしまいそうです。(笑)
最初は、タイトルの「鳥肌怨読棺」(とりはだおんどくかん)も上手に読めなくて、何度か読み直すうちにようやく読めるようになりました。本当に収録が終わった今も、プレッシャーで胃が痛いです。

実際に本編を見た時の感想
私は、実は怖がりなんです。先日完成版を見たんですが、映像が怖くて怖くて自分ひとりでは
10秒も見れなかったです。
自分が読んでいる時の映像なら、まだ見れるのですが、再現映像とミックスされたら、恐くて見られないです。
本当は、自分の声やテンションなどをチェックしたかったのですが、それどころじゃなかったですね。

撮影時のエピソードについて
監督の演出に合わせながら読んでいるので、自分で無理に怖くしようとするより、監督がイメージしてる怖さをうまく表現しようと思ってます。監督が若くて貪欲だから、いいものをつくろうとすごく頑張っていて様々な要求も出てくるのですが、
監督と比べると一回り以上年上の私には、すごくパワーが必要で、毎回闘っています。
たとえば、収録当日の朝まで台本を変更したりするので、練習しているものと違う台本がぎりぎりで届くから、戸惑うこともあります。でも、スタッフ全員が試行錯誤しながら番組を作っているこの雰囲気は、「夕ニャン」を作っている時と同じ感じがします。
「夕焼けニャンニャン」は大ヒット作になりましたが、鳥肌怨読棺もそうなって欲しいです。鳥オン?
そういえば、今回の収録の時に、私のバックに貼られているお面が読み終わった瞬間に落ちて、そのお面と私の目がばっちり合って驚きました。ちゃんと御祓いもしたんですけどね。(笑)

読んでいて恐かったエピソードについて
どの話もそれぞれの怖さがあるのですが、「井戸からおばけが出るぞ〜」という昔ながらの典型的な怖い話もあれば、今の時代ならではのマニアックな話もあります。それぞれの話に合わせて読み方をちょっと変えてみたり工夫をしてみましたので、どの作品も見てて面白いし、怖くなっていると思います。

BeeTVという新しいメディアですが、戸惑いはありましたか?
まず、最初に声をかけてもらえてうれしいです。今は、携帯がないと、何もできない時代ですね。昔の肩にかける巨大な携帯電話から使っていてどんどんと携帯電話の機能が増えていってますが、その中でもすごく話題性のある媒体に参加できることはうれしいです。

パーソナリティ挑戦することについて
普段出ているバラエティや、他のドラマのように、MCや共演者の方がいると、乗っかったり、相談できたりもしますが、一人で番組を成立させるために、監督やスタッフから要求されたことをつねに表現していくプレッシャーはきついですね。
撮影中は、着物を着て収録してますが、収録の度に背中に汗をぐっしょりとかいてます。
監督から「国生さんは、女優だから読めるよね!」と、“女優”として、“朗読者”として期待されているのでとても嬉しいですが、期待にきちんと応えられているか不安もあります。最後は、「国生さゆりを起用してよかった」と思ってもらいたいし、作品が残っていってほしいので、みなさんの期待に頑張って応えていきたいです。

今後の意気込み
ホラーも朗読も経験が少ないことばかりで、さらに携帯向けの番組も初めてですが、恐がりな自分は独りじゃ本編を見れなかったけど番組を盛り上げていきたいです。ホラーファンの目の肥えた方たちにも番組を楽しんでもらえればいいなと思います。1話見たら、次が気になってしょうがない作品になっていますので、是非楽しんでみてほしいです。

執筆者

Yasuhiro Togawa