6月26日に全米4234スクリーンで公開された、『トランスフォーマー/リベンジ』が初日だけで60,628,141ドル(約60億円・推計)を叩き出し、全米歴代新記録を樹立したが、オープニングウィークエンドの5日間の成績も、驚異的なものとなった。

週末3日間の112,000,000ドル(約112億円・推計)を含む5日間では201,246,000ドル(約201億円・推計)となり、本年度オープニングNo.1となった他、水曜初日のNo.1、水曜初日から5日間までのNo.1、また、6月公開作品オープニングNo.1という早くも4つの歴代No.1を打ち立てている。この数字は目下推計であるため、現時点で歴代2位や3位の記録が今後1位となる可能性が大きく、映画史上2本しかない”5日間で2億ドルを超えた映画”となったこの映画は、映画業界最注目の作品となっている。
世界的な不況の影響もあり、今年の全米映画興行で2億ドルを超えたのは『カールじいさんの空飛ぶ家』『スター・トレック』の2本のみだが、それぞれ突破に21日、22日を要している。このことからも、『トランスフォーマー/リベンジ』の興行が別次元のものと言えるであろう。

また、全世界においても勢いは止まらず、今週末に公開された58テリトリーで162,000,000ドル(約162億円・推計)をあげ、全てのテリトリーでNo.1となった。先行公開の日本とイギリス2カ国を含む60テリトリーでは186,200,000ドル(約186億円・推計)となり、ワールドワイドで早くも387,346,000ドル(約387億円・推計)に達するという大ヒットとなっている。

この成績は、2007年に公開された前作『トランスフォーマー』が4ヶ月かけて築いた最終興行収入708,272,592ドル(約708億円)の55%にわずか5日で達するという快挙になった。最終興行成績が前作を軽く超えることは確実であり、世界中のマスコミのが今後の成績に注目している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa