1911年の辛亥革命を起こし、アジア初の共和制国家・中華民国を建国したことで、“国父” “中国革命の父”として母国のみならず日本の政界、財界での評価も高い孫文。本作は辛亥革命前夜、9回目の武装蜂起に失敗し、マレーシア・ペナンへと亡命した孫文の失意の日々、そして革命実現の希望を取り戻す過程が描かれております。

1910年、9回目の武装決起に失敗し、国外へと亡命した孫文に、清朝政府は多額の懸賞金を懸ける。命を狙われた孫文は、やむなくマレーシアのペナンへ移動し、そこで革命資金の調達を続けたのだった。そんな中、かつて医者としての孫文を看護婦として支え続けてきた女性、陳粹芬(チェン・ツイフェン)との再会により、つかの間の愛を確認する。暗殺予告の渦中、孫文は革命の命運をかけ、資産家達を集めての演説に臨むのだったが…

出演: ウィンストン・チャオ (『ウェディング・バンケット』『宗家の三姉妹』)
    アンジェリカ・リー (『檳榔売りの娘』『THE EYE』)
監督: デレク・チウ (『天有眼』『兄弟』) 
撮影: チェン・チーイン (『東京攻略』『ツインズエフェクト花都大戦』)
美術: テレンス・フォック (『夜間飛行』)

9月5日(土)、シネマート新宿、横浜シネマリン他にて全国ロードショー!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa