戦時下の宝塚歌劇を舞台に、タカラジェンヌ達の生きざまを描いた、新宿コマのファイナルミュージカル『愛と青春の宝塚』が今夏公開されます。

原作・脚本は大石静、作曲を先日亡くなられた三木たかしさんが手がけ、元宝塚トップスターの4人組ユニット”T4”と、豪華キャストたちの夢の競演により、全国21都道府県で約12万人が涙した感動のステージが、今ふたたび映画館のスクリーンに甦ります。

《作品概要》
戦争という嵐の中で、舞台に夢をかけたタカラジェンヌたちの、哀しくも美しい愛と青春の物語。
大石静の脚本と元宝塚トップスターら豪華キャストによる夢の競演でついにミュージカル化された伝説のステージを完全収録!!
52年の長きに渡り、日本のエンタテインメント界をリードしてきた新宿コマ劇場のラストを飾った貴重な公演映像です。
ステージでは決して見ることのできない豪華キャストたちの細やかな表情や繊細な演技の素晴らしさも、映像版の見どころのひとつです。

キャスト:紫吹淳、湖月わたる、彩輝なお、貴城けい 他
脚本:大石静
演出:鈴木裕美
作曲:三木たかし

Livespire『愛と青春の宝塚』(配給:ソニー株式会社)
2009/2K DCP/本編約170分(途中休憩有)/HDサイズ(16:9)/5.1ch

《ストーリー》
昭和14年、当時の宝塚歌劇のトップスターは嶺野白雪ことリュータン。
そして彼女に憧れるトモとベニ、生き場所を求めるタッチーが入団してくる、将来への不安と孤独、そして恋愛や舞台人としての苦悩。
それぞれの悩みを抱えながらも、互いに支え合い、懸命に生きようとする。
戦争の影が迫り、宝塚大劇場が閉鎖され、満州などに慰問に回る日々を過ごしていた。
時代の流れに翻弄されながらも、自らの生き方を見つけ、自分なりの力で戦おうとする彼女たちを待ち受けている運命とは・・・・。

7月4日(土)銀座・丸の内TOEI2 ほか 全国順次上映

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執筆者

Yasuhiro Togawa