本国ロシアに留まらず、日本でも人気沸騰の「チェブラーシカ」の監督、ロマン・カチャーノフの特集上映を行います!
おなじみ「チェブラーシカ」「ミトン」に併せて、まぼろしの作品「まいごのヴヌーチカ」が登場します。名作が集結しました!ロマン・カチャーノフの代表作ともいえるクオリティの高い作品ばかり。物語に共通のキャラクターが登場するなど、隠れたお楽しみも発見できます。

上映スケジュール
6月27日(土)、28日(日)

上映作品紹介
●「まいごのヴヌーチカ」(1966)
いたずら好きな女の子。ある日の朝、お巡りさんが叱りにやって来ると勘違いし、町中を逃げ回ります。
そんな女の子を、迷子になってしまったと思い探すおじいさん。女の子はおじいさんと再会できるのでしょうか。
おしゃれな音楽・登場人物の表現が洗練された、キュートなお話。「チェブラーシカ」「ミトン」誕生の前に完成した、幻の名作です。

●「ミトン」(1967)
犬を飼いたくて仕方ない女の子。晴れた冬の日、友達のおうちで生まれたライカの子犬をもらって、喜んで家に連れて帰ると、きれい好きなママに返してくるように叱られます。しぶしぶ子犬を返した女の子に、雪の降る帰り道で起こった不思議な出来事。なんと、女の子のミトンの手袋が本当の子犬になってしまうのです・・・雪の日に起こったファンタジー。

●「チェブラーシカ」第一話(1969)
くだもの屋のおじさんがオレンジの木箱を開けると、中には小さないきものが眠っていました。起こしてもすぐに倒れるので「チェブラーシカ(ばったりたおれ屋さん)」と名付けられたこのいきものは、「正体不明」のため動物園でも受け入れを拒否されてしまいます。一方、動物園で”ワニ”として働く、孤独なワニ・ゲーナ。彼が書いた「友達募集」の貼り紙に、チェブラーシカや、街の住人たちが集まります。この街では、みんなひとりぼっちだったのです。

●「チェブラーシカ」第三話(1974)
チェブラーシカとゲーナは海水浴へ行くため列車に乗り込みます。しかし、いじわるおばあさんのシャパクリャクに切符と荷物を盗まれてしまい、駅の途中で降ろされてしまいます。しかたなくモスクワまで200キロの道のりをとぼとぼ歩いて帰ることに。延々と続く線路を歩くチェブラーシカとゲーナ。そこに観光客が現われ・・・。

イベント情報
作品関連グッズの販売(ホールロビーにて)
チェブラーシカ撮影会
チェブラーシカ・ミトングッズのプレゼント(映画招待のお客様全員に)
チェブラーシカ楽団による演奏会
ほか

場所:浜離宮朝日ホール
入場料金:無料招待および応募抽選

主催:ロシアアニメーションフェスティバル実行委員会
後援:ロシア文化フェスティバル組織委員会、ロシア連邦文化省、チェブラーシカ・プロジェクト、株式会社フロンティアワークス
協力:三鷹の森ジブリ美術館、モブコ(movco)、株式会社東北新社、テレビ東京ブロードバンド株式会社、株式会社ボリショイサーカス

応募要項
公式サイトよりご応募ください。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
ロシアアニメーションフェスティバル2009公式サイト(http://www.fwinc.co.jp/raf2009_cheburashka/
応募受付は5月1日(金)から5月31日(金)まで。

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa