『サガン ─悲しみよ こんにちは─』伝記本&新訳本 出版続々!!
『サガン 悲しみよこんにちは』の6月公開に際しまして、日本では初めてとなるサガンの伝記本「サガン 疾走する生」(阪急コミュニケーションズ刊)が出版されることとなりました。また、初版から半世紀を経て実現した「悲しみよ こんにちは」の新訳本も絶賛発売中です。
●「サガン 疾走する生」 SAGAN A TOUTE ALLURE 4/20発売予定 マリー=ドミニク・ルリエーヴル/著 永田千奈/訳
定価:2100円/四六判仮フランス装/392ページ/阪急コミュニケーションズ刊/ ISBN978-4-484-09106-8 C0098
サガン本人への関心の高まりが予想されるなか、日本語で読めるサガンの伝記は本書のみ!
18歳での鮮烈な文壇デビューと世界的名声。その絶頂で起こした自動車事故。ギャンブルへの熱中。2度の結婚と離婚。薬物依存と経済的困窮。そして文学への愛——世界を騒がせ続けた女性作家フランソワーズ・サガンのデビューから死までを、旧友フロランス・マルロー(アンドレ・マルローの娘)をはじめ友人や家族に取材、サガンの実像に迫った評伝。「これは、サガンの世界を旅した私の旅行記である。」(著者)
●「悲しみよ こんにちは」 絶賛発売中!
フランソワーズ・サガン著 河野万里子/訳 新潮社刊
海外名作新訳コレクション。南仏の陽光に導かれ、セシルは悲劇への扉を開く──。
解説・小池真理子。20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典、半世紀を経て甦ります!
セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。
6月初旬、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国公開!
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執筆者
Yasuhiro Togawa