ウォン・カーウァイ監督も惚れ込んだ！香港の天使？『バンコック・デンジャラス』

　最新主演作『ＫＮＯＷＩＮＧ』が全米初登場第1位を獲得と絶好調なニコラス・ケイジの主演作『バンコック・デンジャラス』（5/9全国公開）で共演している、耳の聞こえない謎の美女が今、注目されている。彼女の正体は、第62回ヴェネチア国際映画祭のオープニングを飾ったツイ・ハーク監督作『セブンソード』（05）でその印象深い演技を披露し、第28回香港ポピュラー・シネマ・ムービー賞最優秀女優賞にノミネートされた香港の実力派人気女優、チャーリー・ヤン。74年香港生まれの彼女は、ＴＶコマーシャルでデビュー後、『楽園の瑕』(94／ウォン・カーウァイ監督作)、『香港国際警察／NEW POLICE STORY』（04／ジャッキー・チェーン主演）、『愛と死の間（はざま）で』（05／アンディ・ラウ主演）、『Ashes of Time』（08・未／ウォン・カーウァイ監督作)など、20本を超える映画に出演する、香港では欠かせない人気女優。映画のみならず音楽の分野でも9つのソロアルバムをリリース、香港トップ10ミュージック・アワード新人賞など数々の賞を受賞、美容の面でも、新聞・雑誌などで自身が持つ独自のファッションスタイルや美容アドバイスを提供、また、児童福祉や環境保護に関する慈善活動に参加し、ユニセフ、WWF世界自然保護基金香港などで様々な団体の大使を務めるなど、トップスターにも関わらず慈善事業にまでその才能を惜しまず発揮する姿は、さながら”香港の天使”と言っても過言ではないだろう。
そんな彼女だが、97年にジジ・リョン、レオ・クーらを顧客に持つイメージコンサルティング事業に専念するため女優の仕事を一時中断。本作は待望の映画本格復帰作だ。ウォン・カーウァイ監督もその才能に惚れ込み何度もオファーし続ける彼女の魅力をスクリーンでチェックしよう！

５/９（土）、渋谷東急、１０９シネマズ×ユナイテッド・シネマほか全国ロードショー　
http://www.bangkok-dangerous.jp