作家フランソワーズ・サガンの、世界を熱狂させた18歳のデビューから、 69歳で惜しまれつつこの世を去るまでの、粋に駆け抜けた、きらびやかな人生とその陰に隠された素顔に迫った映画です。このたび、フランスを代表する歌手 ジェーン・バーキンの楽曲「あなたのそばに」が映画の日本公開版イメージソングとして決定いたしました!

タイアップの経緯
作家フランソワーズ・サガンは、スキャンダラスできらびやかな人生を送るかたわら、その生涯を通して、「男女の愛と別れ」や「孤独」を描き続けました。 ここ数年、自身で作詞をするようになったジェーン・バーキンが書いた曲「あなたのそばに」はまさにサガンの生き方、世界観と強くリンクしておりました。また、お互いにフランスを代表する女性であること、さらに生前サガンは故セルジュ・ゲンズブールとの親交も深く、サントロペにあるサガンの別荘によく招いていたことなどの理由から、ふたりの間に強いつながりがあると感じ、配給側(ショウゲート)からジェーン(EMIミュージック・ジャパン)にオファーを入れたところ、ジェーンの賛同を得ることができ、今回のコラボレーションが実現いたしました。

楽曲情報
あなたのそばに / Je Suis Au Bord De Ta Fenetre
アルバム 「冬の子供たち」 EMIミュージック・ジャパンより発売中

ジェーン・バーキン・プロフィール
1946年12月14日 英国ロンドン生まれ。
17歳から女優として活躍後、フランスに移住、フランスのマルチ・アーティスト、セルジュ・ゲンズブールと衝撃の出会いを果たす。
1969年、ゲンズブールと共に「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」を発表以後、儚げで、繊細な声は彼女のブランドイメージとなり、ゲンズブールはその彼女を最大限に生かす為の多くの曲を生み出す。この間、歌手としてだけではなく、女優としても30本にも及ぶ映画に出演。1999年「想い出のロックン・ローラー」(1978)収録の「無造作紳士」が TBSドラマ「美しい人」の主題歌に使用され、この曲を収録した「ベスト」アルバムは、 30万枚を超える大ヒットとなる。
2003年には、ゲンズブールの曲をアラブの東洋的なリズムにより蘇らせた「アラベスク」で、日本ツアーを行い大成功を収める。
2007年、ジェーンも出演する初監督作品「Boxes」がカンヌ映画際に招待される。 エルメス社のバーキン・バックの由来ともなるジェーンは、国境なき医師団のサポートメンバーとして戦禍のサラエボを訪問し子どもたちのために歌い、アムネスティの人権活動も支援するなど、様々な社会活動に取り組んでいる。娘のシャルロット・ゲンズブールは、歌手としても活躍中のフランスを代表する女優である。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa