持田香織が田島貴男とのコラボユニット“Caocao”が始動“!
フィンガー5の名曲「個人授業」をカバー、映画「おっぱいバレー」主題歌に!

持田香織が田島貴男(オリジナル・ラブ)とコラボしたユニット“Caocao”として、4月8日にフィンガー5の名曲「個人授業」をカバーし、CDを発売することが決定いたしました。
 持田香織は、皆様ご存知のとおり、現在ソロ活動中で、1月にはソロとしては、4年ぶりにシングルを発売。今後の活動に注目を集めております。

●持田香織コメント
私がデビューした頃ドラマの主題歌であったプライマルという曲、なんて素敵な曲だろうと、なんて素敵な歌声だろうとなんとも優しい気持ちになった。
今回「おっぱいバレー」という映画の主題歌をやらせていただくことになりとても嬉しいお話でした。
まず、なにが可愛いって「おっぱいバレー」というタイトルがなんとも可愛い響きだなと。
そんな中、どういった楽曲にしていくのかなと思っていると、オリジナルのものではなくフィンガー5の「個人授業」をカバーしてほしいというお話でしたので、では何か違った形でできたらと私が以前から何かいつかご一緒できたら嬉しいなと思っていた、田島貴男さんに、お願いしてみたところ、引き受けてくださりご一緒させていただく運びとなりました…こんな幸せなことはありません。
実際お逢いした田島さんはとにかく圧倒的な存在感で「うわ!田島さん!」といった印象ですが、おしゃべりしていると物凄く面白くて現場ではお腹を抱えて笑うことも多々ありました!事前にアレンジした音源をいただいていましたが、はじめてそれを聴いた時の感動と興奮といったらなかったです。勉強させていただくことはたくさんありました。
田島さんの歌声は目の前にある世界と空想とにどこまでも続くように響き渡るとても夢心地なものです。
わたしの青春時代とは少し異なる時代背景であります「おっぱいバレー」ですが、こういった作品を通じてその世界を知ることができることが嬉しいことであり知らない世界を覗いてみると切ないと感じるものや大切にしたいと思うものは変わらずにありその想いは今もあり続けると感じています。
変化をしながら進化をし、まただからこその根本にある大切なものをこの映画から感じ取れるような気がしています。
持田香織

●田島貴男コメント
今回は幸運だったというか、僕にとって本当に有り難いお話で、乗りに乗って楽しく仕事させていただきました。スタッフからこの仕事の話をきいてほぼ一日でアレンジができあがり、最初の打ち合わせのときにはすでにデモがほとんど出来上がっていました。
 持田香織さんは今回初めてお会いしたのですが、物腰の柔らかさと下町育ちっぽい意気の良さがある方だなと思いました。歌のレコーディングのときは自ら何度も何度もトライしようしていて、歌に対する熱意を感じました。リズムレコーディングのときは美味しい「揚げまんじゅう」の差し入れなど、いつもいい雰囲気を作っていただいて、ミュージシャン、スタッフ皆楽しくレコーディングできました。
 まさか1970年代の遠い未来である2009年に、あの「個人授業」を持田さんと自分がデュエットしてレコーディングするとは思ってもみませんでした。「おっぱいバレー」の時代、フィンガー5というスーパースターがテレビにいつも出ていた頃、ぼくは小学校低学年で、学校帰りに立ち寄る駄菓子屋に飾ってあった晃さんのトンボメガネが、もう欲しくて欲しくてしょうがなかったんです。
今回カバーするにあたり、原曲を聴き直して、晃さんが、当時変声期以前の子供だったにもかかわらず、黒人的な歌唱法を身に付けていたことにあらためて驚かされました。
 まだ現役選手だった長嶋茂雄、王貞治、大相撲輪島対先代貴乃花、山口百恵などの話題でクラス全員が盛り上がった時代。「若くてきれいな女の先生」は、それだけで男子学生達にとって「原動力」になり得たかもしれませません。あの頃日本は少年で、我々みんなの胸に、「憧れ」 という気持ちが生き生きと濃いタッチで鮮明にあったように思います。だからいまぼくたちはこの映画を見て、なにか甘酸っぱいような気分になるのでしょう。
いまこの「おっぱいバレー」の時代を振り返り、「憧れ」、「原動力」、「動機」が、どのように作られていたのか、確かめてみるのも良いかもしれません。

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執筆者

Yasuhiro Togawa